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道民なら馬ぐらい乗りこなせ!弟子屈町のメジェールファームで乗馬に挑戦させられました…。前編

2017.11.4

こんにちは!!鳥取マイカーセンターの佐藤です。

前回の 阿寒川ラフティング体験 のときにもご紹介しましたが、外出するのが嫌いな私。
休日はほんとにゆっくり家で過ごしたい…

そんな私に、またもや上司から「アウトドアを体験してこい」の司令が下されました…。
今回は乗馬。

行く前から不満はたくさんありましたが、「これも仕事…」と言い聞かせて、今回も行ってきました。

ですが、終わるころには…
愛おしさなどの色んな感情があふれて、帰りたくない気持ちでいっぱいになりました。

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乗馬ってすごい。
今回はそんな私の初乗馬体験を、二部構成でご紹介します。

今回の体験先とコース紹介

今回私が体験してきたのは、弟子屈町(てしかがちょう)屈斜路で馬とのふれあいの素晴らしさを教えてくれる乗馬施設「メジェールファーム」さんの「馬とふれあい湖と森のワイルドコース」です。

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このコースは、馬を放牧地から連れてくるところから始まるコース。
馬の準備は一からすべて自分で行わなくてはなりません…!!
どういうこと…!?

とはいえ、ブラッシングなどの馬のお手入れも体験できるので、馬と一緒にリッラクスした時間を過ごすことができます。

乗馬コースは牧場の周りをぐる~っと一周。
屈斜路湖やけものみちなども通るので、見どころもたくさんあります!!
そしてなにより、帰るころには馬に愛着がわいて帰りたくなくなってしまう。
とっても楽しめて愛も生まれる、長めのコースです。

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この乗馬に必要な持ち物は…特にありません!! 
帽子や手袋・長靴など、必要なものはすべてメジェールファームさんで貸してくれます。

人の使ったものに抵抗がある人でも安心!!
とってもきれいに洗濯されていて、洗剤のいい匂いがするので、人が使ったものに抵抗がある私でも全然付けられました!!
そのくらい綺麗です。

ただ、服装にだけ注意が必要です。
森の中を、馬に乗ってどんどん進んでいくので、肌が見える服を着ていると、木の枝や葉っぱで肌を傷つけてしまう可能性があるそうです。
体験時は長そでの服や長ズボンの着用をおすすめします。

まずはしっかり準備

私も早速乗馬準備開始 !
体験前に名前・緊急連絡先を記入し、その後長靴・帽子・手袋を装着します。

帽子は色々な種類があるので、お気に入りをかぶって体験ができます。

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帽子のほかにヘルメットもあります!
ちなみに私はハットにしました。

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着替えが終わったら、インストラクターの石井さんの説明を受けます。

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説明が終わったら、いよいよ馬のいる放牧場へ!!

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かわいすぎるパートナーとご挨拶!

放牧地に着いたら、まず、今回のパートナーとご対面です!

今回私と一緒にコースを回ってくれるみらいちゃんです。

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「長生きできますように」という祈りからつけられた名前だそうです。
その名前の通り、みらいちゃんはメジェ―ルファームの最年長!
なんと、馬の平均寿命を超える32歳なんだそうです。
(ちなみに馬の平均寿命は25~30歳位とされています)

巻き毛が特徴でくるくるしててとってもキュート!!
かわいいものには目がない私…瞳もキラキラ…優しさが伝わってきてとても癒されます…!

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可愛いこの子に乗るなんて…
自分の体重で潰しちゃうんじゃないか…など色々感情が湧き、乗ることを少しためらいました。

でも実は、今回乗ったみらいちゃんは60kg位まで乗せることができるそうです。
ちなみに馬は年を重ねても走ることができるのだとか。
それを聞いて一安心…。

でも、馬が足を止めるときは、命が尽きる時だとか…
なんだか複雑な気持ちになりますね…。

草に夢中なパートナーを移動


少ししんみりしつつも、みらいちゃんとの挨拶は無事終了。
次は、自分で馬を捕まえて移動させるための準備を始めます。

まずは馬のホルターに装着してある長いロープを、馬を移動させるためのロープにつなぎかえる方法を教えてもらいました。

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草を食べていても、口元近くのホルターに手を入れてグイッと顔を持ち上げれば、自然と顔をあげてくれて、すんなりロープを付け替えることができます。

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私も早速挑戦!ぐいっ…

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あまりにもモタモタしてると馬がしびれを切らして草を食べに顔を下げてしまうので、素早く変えてあげるのがコツです!

ちなみに、馬はこういった乗馬のお仕事以外の時は、ひたすら草を食べているそうです。
ロープが止められている場所から円状に草を食べていくので、ロープが伸びる範囲には
全く草がなく、自動草刈機みたいな感じになっていました。
すごい食べるんだな…

そして、ロープが付け替え終わったら馬を引いて、乗馬の準備をする場所まで移動します。

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馬の顔より前に出ると、自然と馬もついてきてくれるので安心です!
余計な力は全くいらないので、小さいお子様やご年配の方でも安心して一緒に歩くことができると思います!

ですが、馬の足元には馬の誘惑…つまり草がいっぱい!
草を食べようとしたら、ロープを前に引っ張って「ダメだよ」と優しく教えてあげます。

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うっとりした表情にメロメロ!ブラッシング


こうして馬の準備場所に到着!

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ここから早速ブラッシングを行います。
みらいちゃん、私頑張るよ…!

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石井さんがお手本を見せてくれました。

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耳の後ろからお尻に向けて、少し強めにブラッシングしていきます。
少し強いくらいが馬はとても気持ちがいいそうです。
ただ、お腹や内ももなどは嫌がることもあるので、様子を見ながら軽めにかけるといいんですって。

このブラッシングでじっくり触れ合うことで、馬と心を通わせます。
実は気持ちがいい場所をブラッシングされたら、うっとっりとした表情に変わるんです!

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馬の表情を見逃さずにブラッシングします。
みらいちゃん、気持ちいいかい?

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もう、この時点で私はみらいちゃんにメロメロでした。
かわいすぎるよ、みらいちゃん…

もうすぐ乗馬!鞍と頭絡(とうらく)の装着


ブラッシングが終わったら 馬に乗る為の鞍を装着します。
写真の左隅に写っているのが鞍です。

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馬の体を保護する布を背中に乗せ、鞍を乗せます。
お腹の周りにベルトを回し、しっかりと締めてあげるのがポイント。

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布や鞍には正しい向きや付け方があるのでしっかりと石井さんのお話を聞きます。

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正しいつけ方をしないと、馬も自分もけがをしてしまうのだとか。
注意しないと私のみらいちゃんが…(違)

ベルトを締める際にも、ぐい、ぐい、ぐい、と小刻みに締めずに、じわーっと締めて軽く留めます。
小刻みに締めると馬が嫌がってしまうそうです。

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「え、そんなに注意することたくさんで取り付けるの怖いな…」
そんな方も安心してください!!!
付けるときには石井さんが側でアドバイスをくれたり、自信がない方のために途中からやってくれたりもするのでので、安心して取り付けられますよ!
自信がなくても大丈夫です。

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鞍を装着したら、馬に合図するための「頭絡(とうらく)」をつけます。
私が手に持っているのが頭絡です。

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これは、馬の口に装着し、手綱と連結させて乗り手の意思を馬に伝え、操縦するものです。
頭絡の一部についている鉄の部分は「ハミ」と呼ばれ、これを馬の口に噛ませるのですが、この作業は必ず馬の左側からつけないとだめなんです。

これはハミを噛ませる動作を馬に教える際に、いつも馬の左側に立って噛ませていたので、左側からじゃないとハミを噛んでくれないのだとか。

このハミをうまく噛ませるコツは、まず手のひらにハミを乗せます。
そのまま馬の口まで持っていき、唇をかき分けます。

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かき分けたら馬の前歯にコツンとハミをあてると、パクッとくわえてくれます。
その後は馬が自分で、歯がちょうど生えていない部分に収めてくれるので、くわえさせることができれば完璧です。

頭絡をつけ終わったら、馬のたてがみをチェック!
ボサボサになったたてがみをきれいに整えます。

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かわいい…みらいちゃんほんとかわいい…

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そしていよいよ、乗馬の時がやってきました!
果たして私は落馬せずに、無事に乗馬を楽しめるのか…!

次回に続く…

道民なら馬ぐらい乗りこなせ!弟子屈町のメジェールファームで乗馬に挑戦させられました…。後編

[メジェールファームの情報・お問い合わせ先]

HP:メジェールファーム
北海道川上郡弟子屈町字屈斜路420-1 自然塾内
TEL:015-484-2282
FAX:015-484-2132

第一種動物取扱業 北海道第131650109

 

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