こんにちは! 清水店の柳谷です。
今回は北の屋台の和食処「北子」さんに続く、『いきぬき通り 北の屋台シリーズ』第2弾! 西帯広店の佐藤と韓国料理の「ましっそよ」さんを取材させていただきました!!
初めての屋台取材に少し緊張していましたが、明るい笑顔のマスター、 佐藤剛仁さんがとても気さくに対応してくださったので、すぐに緊張もほどけました。
さっそく「ましっそよ」さんについてお料理もいただきながら、色々とお話を伺いました^^
北の屋台で韓国料理のお店を出すことになったきっかけ
元々は昔ディーラーで中古車を販売する仕事をしていたという佐藤さん。
その頃佐藤さんがよく通っていた近所の韓国料理屋のオーナーさんに、北の屋台から韓国料理屋を出して欲しいという依頼がありました。しかし、そのオーナーさんは自分のお店があるから屋台はできない…。そこで常連の佐藤さんに白羽の矢が! もともと韓国好きだった佐藤さんはその依頼を快く承諾したそうです。
すると「お店やるなら私が料理教えてあげるよ!」と知人の韓国人女性が名乗り出てくれ、佐藤さんは一念発起して韓国料理の修行をスタート。そんな経緯があって、北の屋台に出店することになったそうです。
ちなみに、毎週月曜日にはこの知人女性もお店に来てくれて、佐藤さんだけでは仕込めない料理などを手伝ってくれているそうです。前回の「北子さん」の記事で屋台の年数の数え方がありましたが「ましっそよ」さんは第2期からの出店なので、なんと今年で14年目を迎えるそうです!!
そんなお店の歴史を聞いている間にお料理も運ばれてきました。
まずはお通しと「自家製こっけじゃん」の登場です☆
こっけじゃんとは、ワタリ蟹のキムチのこと。そのままかじって身を吸うようにして食べるのですが、辛めのキムチと蟹の甘い身がマッチしてなんともやみつきになる味です!
巷では韓流ブームがまだ続いてるようで、お店には若い女性のお客さんが多いそうですが、最近では老若男女問わず常連さんも増えてきているそう。この日も年齢性別を問わず、お客さんが次々と来店されていました^^
屋台の魅力を体感
取材は17時から始まったのですが、外がまだ明るい時間からお客さまが続々と集まり、お店の中はすぐ満席に! ひとりで来てもすぐに打ち解けられる「ましっそよ」さん。横の席にいた方が韓国の焼酎「チャミスル」を「一口飲んでみる?」と分けてくださったりと、屋台ならではの気さくな雰囲気がとってもよいです^^
そして、ましっそよ一番のおすすめ品☆「海鮮チヂミ」です!
カリカリに焼かれた海鮮チヂミで、1人で2枚ペロッと食べる方もいるそうですが、カリカリサクサクしたこの食感はハマります! おすすめ品だけあって本当に美味しいです!!
次は「石焼ビビンバ」に韓国産の飲み物「葡萄ジュース」とマスターオリジナルドリンク「マッコリカクテル」。
石焼ビビンバはアツアツの石焼鍋に入っていてボリュームたっぷり。
マスターに「手が痛くなる程混ぜてね」と言われたので必死に混ぜました(笑)
アツアツでこげたおこげがとっても美味しい(´ー`)
韓国産の葡萄ジュースは、葡萄の身が入っていて、韓国ではボンボン(葡萄のことをボンボン)ジュースというそうですごく美味^^
そして、マスターオリジナルのマッコリカクテル。カクテルには甘いものと酸っぱいものの2種類があるそうで、今回は酸っぱい方をいただきました。さっぱりしていて飲みやすく、辛い料理にピッタリです!
この他にもたくさんメニューがあるのですが、冬の限定で「韓国のおでん」を出しているそうです。韓国では魚のすり身を揚げたものを「おでん」というそうで、本場韓国では酢醤油をかけて食べるそうですが、お店では日本風に作られているのでおでんとしてそのまま食べられるそうです^^
これまで大変だったことや嬉しかったこと
今までで大変だった思い出は、お客さんが日本ハムファイターズの選手を連れてきてくれたとき、選手のサイン欲しさに人がたくさん押し寄せて来てしまったこと(笑)。佐藤さんとしては、プライベートでいらした選手の方にゆっくり楽しんでもらいたかったそうで、少し残念だったとか。
嬉しかったことは、開店して14年の間にここで出会って結婚したカップルが沢山いることだそうです。なんと16組もいるそうでビックリ! 出会いを求めてる方は「ましっそよ」さんに行ってみてください!!
最後に今後の目標をお聞きしたところ、元気に健康で楽しく続けたい、とのことでした。
みなさんもぜひ、優しくて楽しいマスターに会いに、そして美味しい韓国料理を食べに「ましっそよ」へ行ってみてください。
佐藤さん、本当にありがとうございました(^^)
【店舗情報】
韓国料理「ましっそよ」
住所:北海道帯広市西一条南10-7 北の屋台 いきぬき通り三番街
営業時間:17:30~24:30
定休日:水曜日
Webサイト(北の屋台公式ホームページ):http://kitanoyatai.com/shop/mashissoyo.html