道東地域は本格的に雪のシーズンになりましたね。
冬特有の景色を見るために車を運転する方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は多降雪地域における雪道運転の注意点及び必需品をご紹介します!
雪道を運転するときの注意点
基本的なことかもしれませんが、下記4つのポイントを確認して安全な走行を心がけてください!
(1)車の雪おろし
車に雪が積もった場合はフロント部分だけではなく屋根の雪もしっかりおろしましょう。
走行中に屋根の雪が飛んで後続車にぶつかったり、ブレーキをしたときにフロントガラスに落ちてきて危険です!屋根の雪もしっかり落として車に乗りましょう。
(2)速度
当然といえば当然なのですが、いくら性能のいいスタッドレスタイヤを履いていようが、4WDだろうが、速度が乗っていたら停まりません。法定速度はきちんと守りましょう!
(3)車間距離
ゆっくり走っていても滑るときは滑るので車間距離は車2台分、もしくは夏の2~3倍程度、余裕があると安心です。
(4)走行場所
わだち(雪道を車が何台も通った後)が浅い場合は基本的にわだちを走っています。
ですが、わだちが深い場合はハンドルを取られたり、抜け出せなくなってしまうこともありますので注意が必要です。
そして、特に気を付けてもらいたいのがブラックアイスバーン!
ブラックアイスバーンとは…路面が濡れているように見えますが、実際は薄い氷が張っている状態をいいます。
アイスバーンと違って路面が凍っているように見えないので、うっかりスピードを出しすぎてしまうと止まれなくなってしまいます。ですので、そんなことがないように「日陰の道路はブラックアイスバーン」だと認識して気を付けて運転した方がいいです!
もしものときの必需品
続いては多降雪地域を運転する際の必需品です。
- (1)スコップ
これは恐らく一番大事!
こんな風に、どこかに行っている間に積雪して車を出せなくなってしまった!ということもあります。
除雪のために積んでおきましょう。手で雪かきなんて考えただけでもつらいです!
- (2)バッテリーケーブル
冬はバッテリーが上がりやすくなるため、備えておくと便利です。
このように他の車から電気を供給してもらうときに使用するのですが、短いケーブルだと足りなくなってしまう可能性もあるので長いケーブルのものがおすすめです。
(3)牽引ロープ
脱輪や雪道にはまってしまったときに他の車から引っ張ってもらうためのものです。
引っ張った勢いで切れないように丈夫で長いものがいいですね。
- (4)防寒具、毛布
これは寒さ対策のためです!
このように除雪やトラブル時に外で作業をするときに必要です!
上着だけじゃなく手袋、長靴もあるとベストです。
これ以外にも積んでおくと便利なものはありますが、これぐらいあれば安心して雪道を運転できると思います!
最後にもうひとつ!
雪をとかすために道路に「塩化カルシウム」という融雪剤をまくのですが、これが車体につくと錆の原因になります。
雪が降った後は特に融雪剤を散布するので、走行後は車体の下を水で流すことをオススメします。
皆さん、しっかりと雪害対策を施して冬の北海道を楽しんでください!
釧路トヨタの社員が記者として、くるまやくらしを通じて感じた道東エリアの魅力を伝えるWebマガジン「DO-Life」