「カメラ買うなら早いほうがいいですよ。人生はシャッターチャンスの連続です」
そんな言葉に乗せられて、一年前ほどに一眼レフカメラを買った音更店中村です。
いやーうまいこと言いますよね(笑)
でもその言葉はホントだったなーと、一年経ってからつくづく思います。
この一年、アマチュアではありますが、十勝各地でさまざまな景色を撮り続けてきました。
その中から「ベストショットだ!」と思う写真を、撮り始めたきっかけと共に5つご紹介したいと思います!!
きっかけは「ファインダー越しの世界」
元々、携帯などで写真を撮ることが好きだった私は、ある日友人に本格的なカメラを貸してもらい、撮影させてもらうことに。
その時に見たファインダー越し(カメラの覗き込む場所)の世界の虜になってしまったのが、カメラをもつきっかけでした。
その後カメラ屋さんに直行し、カメラを購入。
今使用しているカメラはCanonの「EOS 6DMarkⅡ」なんですが、これ、実は二代目のカメラなんですよ(笑)
一番最初に買ったのは「EOS Kiss X7i」だったんですが、もっと撮れる世界を広げてみたいなと思い、これよりも高性能な今のカメラを買いました。
私が思う「一眼レフの醍醐味」
一眼レフは色々な種類のレンズで撮れるというのが醍醐味のひとつ。
例えばこのように、被写体(これだとカメラを持っている人)だけを強調したいときは、よく背景がぼけるレンズを。
逆に、全体を画面いっぱいに撮りたいというときは、広い範囲を撮影できるレンズ(広角レンズ)を選ぶことで、こんな素敵な写真が撮れるんです。
このように、何を撮るか、どのような写真にしたいかによってレンズを変えていくのは、ものすごく楽しいです。
実際に写真を撮りに行き、その場で自分の思うような写真を撮るために、いろいろ考えながらレンズを変えていく。
これで思い描く写真が撮れた時の気分はもう、最高です(笑)
私のことはここまでにしておいて、ここからはベストショット5選をご紹介します!
1. 豊頃町「ハルニレの木」
これは十勝豊頃町の、十勝川左岸の河川敷にあるハルニレの木です。
樹齢は約140年、高さ18mの、ものすごく大きな木なんですよね。
その木の真下に立つと、その大きさをいっぱいに感じられます!!
夏は緑が茂った力強い木を見ることができますし、冬には白い雪の絨毯にぽつりと浮かぶ、寂しげな木を見れたりと、一年を通して楽しめる場所です。
私はよく行くスポットですよ笑
この日は夜に行ったのですが、星空もきれいだったので星と一緒に撮ってみました。
空に浮かぶ白い線は「バルブ撮影」という手法で撮影した「星の軌跡」です。
一定時間シャッターを開き続けることによって、星が移動した分の軌跡を撮ることができるのです!
これは35分間に動いた星の軌跡の写真です。
2. 大樹町「ジュエリーアイス」
上のハルニレの木がある豊頃町のお隣、大樹町の海岸で、冬にしか見られない「ジュエリーアイス」です。
以前Do-Lifeで、清水と田中がSNS映えを狙って撮影に行ったこともありますね。
これは十勝川を覆い尽くす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられたもの。
その氷の塊が太陽や月の光を受け、美しく輝く自然現象なんだそうです。
その名の通り宝石のような輝きがあり、ものすごく綺麗でした。
この日は満月の夜で、月明かりに照らされたジュエリーアイスを撮ってみたいな、と思いカメラ友達と撮影しました!
いくつもの条件が重なってできる綺麗なジュエリーアイスに出会えた時は、ものすごく感動しますよ。
3. 上士幌町「三国峠:松見橋」
上川町と上士幌町を結ぶこの峠は、北海道の国道の中で最も高い位置にある峠です。
その峠の中腹にあるのが「松見橋」。
この橋、目の前で見ると圧巻の大きさです(笑)
写真では大きな山々に囲まれ小さく見えるのですが、本当に大きいです。
もう少し橋が迫力ある感じで撮れればもっと良かったのですが…。反省点ですね(笑)
ここはカメラ友達が「いつ行っても絵になるおすすめの場所があるよ」と誘ってくれた場所です。
この日は満月近くで、夜でもすごく明るく、周りの山々も綺麗に映ってくれました!!
今度は夏の緑が生い茂った三国峠を撮りたいです!
4. 幕別町「十勝ヒルズ」
こちらは幕別町にある「十勝ヒルズ」という植物園です。
「紅葉見に行きたいねー」と友人と話していて、一度行ってみたかった場所でした。
写真はポートレート撮影になってしまっていますが(笑)
ポートレートというのは、いわゆる「人物撮影」です。
この撮影すごく難しくて、被写体となる相手の表情、写真の背景の選択など、一瞬一瞬変わるシャッターチャンスを逃さず撮らなきゃいけないのです。
それが醍醐味ってのもあるんですけどね(笑)
紅葉と言っても、この頃はまだ始まったばかりの時期。
緑色の葉もまだ生い茂っていて、紅葉と緑の葉が混ざってこれもまた綺麗でした。
次は春に行ってみたいです!!
5. 帯広市「十勝大橋河川敷」
最後は「十勝大橋河川敷」です。
この日は早朝5時から、ダイヤモンドダスト(空気中の水蒸気が凍って、日に照らされることによって光り輝く現象)狙いで河川敷に行ったのですが出会えず…。
「せっかく来たのだからいろいろ撮って帰ろう!」ということで、歩き回って写真を撮った中の一枚です。
特に何か不思議な力がある木というわけでもなく、「あ、なんか朝日に照らされてきれいだな」って思ってシャッターを切った一枚でした(笑)
特に理由もなくシャッターを切るのも楽しいです!!
たまに家に帰って撮った写真を振り返っていると「これ、なんで撮った??」みたいな写真がよく出てきます(笑)
おわりに
いかかがでしたでしょうか?
春夏秋冬、色々な表情がある道東の景色。
毎日がもう二度と来ないシャッターチャンスの連続です。
もー魅力たっぷりですね!!!(笑)
ちなみにそのチャンスを逃さないように、いつも車の中にはカメラと三脚を常備してます。
私はこれからも、後悔がないようにシャッターを切り続け、この北海道、道東の魅力を自分なりに探していくつもりです。
みなさんも道東の素敵な景色を、ぜひカメラに収めてみてくださいね!