見せてくださった方はこちら
今回、クラウンを見せてくださった方はこちらの方です。
見せてくださるだけではなく、いろいろなお話もしていただきました。
4代目クラウンと対面
実際に見せていただきました。ご覧の通り、時の流れを感じさせないぐらいピカピカです。
デジタル時計をはめ込み、テレビが見られるようになっているんですね。
ここの時計のパーツは2つ持ってたんだけど、どっちも壊れてね。近くにあったデジタル時計がぴったり合ったからこれ今つけてるんだわ
クジラクラウンは給油口がリアのど真ん中、エンブレム部にあるのが特徴です。
そして注目していただきたいのはこの無鉛の印。
この無鉛の印があるということは当時まだ有鉛ガソリンが使用されていた証拠です。それに現在ではこのようなシールを使うこともありません。画竜点睛を欠くということわざがありますが、このシールは旧車マニアにとってその竜の瞳にも近いものです。こだわる人であれば欠かせないものです。レストアする人の中にはこれを自分で作って貼り直す人もいるほどです。それほど大事なものなので撮っておきました。
そうそう、俺は黒が好きだからさ、最初これ違う色だったんだけど黒く塗りなおしたんだよ。あとね、この車にだけネズミ来てなんかかじってくんだよな、だからネズミ取りを仕込んであるのさ。
そうなんですね。ネズミには驚きです。ネズミにも車の違いが分かるのでしょうか・・・。
車への愛情を感じました
今回見せていただいたクラウンは年代物の車ですが、ピカピカに手入れされていて愛情を感じました。また、自力で直せる所は直し、自力では難しい場合はディーラー等に持ち込み、直してもらっているようです。
実はもう1台クジラクラウンがあるらしいです。その1台はこの車が壊れた時の為の替えの部品をストックしておくためにおいてあるので、もう走れないそうです。
自分の目で見ることを大切にしています
写真で見たり、インターネットで調べたりすることは簡単です。しかし、この目で実物を見て、好きな角度から堪能することはなかなか難しいものです。そのチャンスが訪れたのなら、見に行かなければもったいないと思います。
昔の高級車ということはその分、内装も高級ということですが、時代ごとに「どういう新機能が追加されて、どういう部分にこだわりを持っているか」というのは その時代背景やクライアントの年代などによっても違います。それを手に取るように知ることが出来るのはその時代に作られた高級車を実際に見ることが一番わかりやすいです。
だから私はクラウンがあるところに出向いて、自分の目で見ることを大切にしています。
クラウンを見せて貰えるように人脈を築いておりますので、また機会とご縁があれば見に行きたいと思っています。
釧路トヨタの社員が記者として、くるまやくらしを通じて感じた道東エリアの魅力を伝えるWebマガジン「DO-Life」
※なお、今回取材を担当をした「大原」は退職致しました。