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帯広の骨董好きで知らぬものはいない有名店「グリーン商会」へ行ってみた

2016.10.11

帯広店で営業を担当している博士です。

私は古物収集が趣味です。

 

なぜなら、昔のものというのは自分にとって逆に新しいものでもあり、現在のデザインとは違ったセンスがあるからです。(ナショナルのロゴや本の言葉遣いなど)

そして昔から私は本物志向なところがあり、再販や復刻版よりもオリジナルを求めていました。多分そういう性格も相まって古物収集が好きなのだと思います。

 

今回は私の好きな骨董品店「グリーン商会」をご紹介します。

ここは骨董に携わる人々の中で知らない人はいないというほどに人気であり、有名です。

骨董品のイメージを覆すグリーン商会の魅力

そもそも骨董品と聞くと、

 

気むずかしそう

 

暗そう

 

品質どうなの?

 

ていうか謎

 

・・・など。

 

訪れたことのない人の中にはネガティブなイメージを持たれる方もいると思いますが、

ここは違います。

 

社長はとても優しいですし、周りの人も明るいです。

取り揃えている品物も良いですし、安いです。

まがい物や価値の低いものは購入前に伝えていただけるので、とても善良的です。

骨董品店ではなかなかそういったところは少ないですから・・・。

一歩、足を踏み入れるとそこには・・・

お店の外観はこちら。

釧路トヨタ ドライフ

 

初心者の方はちょっと入るのをためらわれるかもしれませんが大丈夫です。

営業しています。

 

ここを通り抜けると・・・

釧路トヨタ ドライフ

 

釧路トヨタ ドライフ

 

なんということでしょう。宝の山。

 

店内には振り子時計、ソフビ人形、ホーロー看板、茶器など様々な骨董品が

ジャンル問わず揃っております。

 

数ある骨董品の中から、私がここで買ったのはこちら

釧路トヨタ ドライフ

ネクタイピンです。会社につけていこうと思い購入しました。

 

とまらない骨董品への愛

骨董とはいっても自分の好きな分野は主に昭和45年から55年にかけて、大阪万博関連の物品やピンク電話が主流だったころです。

小学生向けの学研の図鑑なども好きなんですが、やはりカラーを使っているということが大きく押し出されるような表紙やゴシック体と似ても似つかない筆記体なども魅力の一つ。潜在的に興味をそそる調味料として、一役買っていると思うのです。

ホーロー看板も同様その年代のものを中心に集めており、このジャンルは人気が高いんです。なので必然と値段も高く、先物取引における金に似たような性格のものですね。現役のメーカーが特に高く、国産のホーロー看板のなかで私が思うに最も高いものはカルピスのホーロー看板です。一筆書きのようなキャラクターが笑みを浮かべストローでカルピスを飲むイラストが描かれた代物ですが、黒人差別反対に過度に対処した時代にその看板が当てはまり生産終了となりました。この看板は今でも15万円はくだらないようなものです。

一方、私の一番のお気に入りは金鳥の水色ひし形のホーロー看板。

写真では見切れてしまっているのですが右側にあるのがそれです。

 

釧路トヨタ ドライフ

 

ホーロー看板と聞けばだれもが最初に想像すると思います。それほど多く出回った看板であることからそれ自体の価格はそう高くありませんが、色やデザインを見ますとハイセンスで「ナウでヤングで」とても気に入っています。骨董らしい骨董といえば最近は茶器に凝っています 中でも備前焼が好みで日本の古窯の一つでもあり歴史の長いものです。一見シンプルで特徴がない様に見えますが、その肌をいろいろな角度から見ますと独特な金属のような質感があります。たとえるなら水たまりに浮かんだオイルのように虹色がかっているのです。これは窯の中で熱の当たり具合や差によって生まれるもので二つと同じものを作ることが出来ません。形こそ決めますがその柄、色合いは決めることが出来ません。これが好きなところで言ってしまえば備前焼の火襷なんて言うのは私としては邪道であります。

茶器に備前はあまり好まれず中でも寿司湯呑の形状となるとまず見つけるのは難しいです。

 

・・・骨董品のこととなると時間を忘れて語ってしまいます。

そして、骨董品店に来られる方々がご高齢の方が多く、気づくと私も同じような喋り方になっていてハッとすることがあります。

 

ちなみに、こちらの猫さんは売り物ではございませんのでご注意を。

釧路トヨタ ドライフ

 

■グリーン商会
住所:北海道帯広市大通南2丁目
電話番号:0155-25-2000
営業時間:9時〜18時(年中無休)


釧路トヨタの社員が記者として、くるまやくらしを通じて感じた道東エリアの魅力を伝えるWebマガジン「DO-Life


 

※なお、今回取材を担当をした「大原」は退職致しました。

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