
こんにちは! DO-Life特派員のマウラです。

芸術の秋真っ只中!!
という事で今回は「ものづくり」に挑戦。着物好きなタカハシと「グルーデコ」という方法でキラキラな帯留めの作りっこをします!!

お互いに着物を着てそれに合う「帯留め」を作る予定でしたが、ギリギリまで仕事をしていたので着物は断念(泣)。。
と、もう一人。『DO-Life』では初登場のO氏。彼もガチの着物好きで今はマウラがボーカルを務める着物音楽ユニットでギターを担当してくれています。

次の予定まで時間がかなりあくので見学、と思っていましたが楽しそうなので自分も作ってみます!!
グルーデコに挑戦!〜その1〜「デザイン画を描く」
「グルーデコ」で帯留め作りを教えてくれるのは「増井先生」。
とっても優しくて根気強くて、たまにおとぼけ。実は面白い方です。
制作に入る前に様々なグルーデコ作品を見せていただきました。
アクセサリーやボールペンなど、いろんなものがあるんですね。
↓こちらは以前先生がご自身で作られた帯留め。
「グルーデコ 」とは特殊な樹脂粘土を接着剤(グルー)に使用し、スワロフスキーチャトンをメインに色々な装飾をしていく技法。 チャトン他、パールやビーズなどをプラスして様々なデザインが可能です。

チャトンやパールの他にもハートのチャームやフワフワの飾りもつけられますよ
こんな感じ。
とりあえずは「デザイン画」を描くことに。

みなさんやはり迷われる方が多いので最初にデザインを描くとチャトンも選びやすくなってきます。
一応、本業はグラフィックデザイナーなので俄然やる気に!!(絵を描くのは『画伯』と言われるほど苦手ですが)。
マウラとタカハシはお互いの着物に合うものを作りっこすることになっていたので、タカハシは自分の着物を持参してきました。
サーモンピンクの着物に黒に近いネイビーの帯でした。
ちなみにマウラの着物はこんな感じ。
O氏は自分のハットに合わせてブローチを作ることに。
デザインを考えます。と言っても「0から1」を生み出すって割と頭を使うこと。何かヒントが欲しかったのでワタシはタカハシの誕生日を聞いてそこから「花個紋」なるものを割り出してみたところ「六角福寿草」でした(のちにワタシの入力ミスでこの花個紋ではないことが判明)。
あまり複雑な模様は初心者向けではないので「めしべ」と「六角形」にパール、そしてその周りの花びらを小さいチャトンで表現することに。
タカハシはというと、、、
「紅葉」をイメージしてみたそう。
どういう訳かそれが最終的には「斜めで区切る」になっていました。でも、「デザイン」てそういう事。何かにインスピレーションを受けてそれを自分のフィルターを通してアウトプットする。

(本気で芸術の秋っぽくなってきたぞ!!ワクワク!!)
O氏は、、、
どうやらクローバー柄にしたいみたい。

(先生があれだけ複雑な柄は高度、って言ってたのに。。。)

私がお手伝いする事になると思いますが、それでもよければクローバー作ってみましょうか!!
やっぱり先生優しいです。という事で、デザインが決まったら次のステップへ!!
グルーデコに挑戦!〜その2〜「飾りを配置」
決めたデザインに沿って使うパーツを決めて一つずつケースに出していきます。
色々あって迷います。
↓これはマウラの選んだパーツ。
サーモンピンクの着物に相性の良い茶色の大きいモチーフをめしべに当たる部分にしましたが、キラキラにするかパールにするか最後まで迷いました。どっちを選んだかは、後のお楽しみ。花びらに見立てる部分には中くらいのパールを、その周りは小粒のキラキラで埋めることにしました。
↓こちらはタカハシチョイス。
でも、結局パーツを置いていくうちに少しずつイメージが変わったのか、最終的にはほとんどのパーツが違うものになっていました(笑)。
ワタシとタカハシはお互いのものを作るのでしばしば気にしておりましたが、O氏はご自分のものを作る、ということだったので放置。そして写真がない、という(笑)。。。
さて。パーツが決まったらいよいよ土台にグルーと言われている粘土状のものを乗せその上にパーツを飾っていきます。
歯医者さんにありそうな先がカクっとなった機械は微弱な吸引力で小さいパーツを簡単に取り土台に乗せることができるので不器用さんも安心。
めしべと六角形に当たる部分を乗せました!!グルーの色はパーツを乗せても見える、とのことだったのでオリジナルで調合したサーモンピンクにしました。可愛い。
タカハシも真剣です。それはこの猫背っぷりにも現れます。

(変なもの作ったらマウラさんに怒られそう。。。手が震える。。。)
待ち針でツンツンしながら位置を微調整すれば出来上がりです!!
マウラのはこんな感じ。
タカハシのはこんな感じ。
O氏は始めの忠告通り、高度バージョンで時間がかかっているのでまだできなそう。
という事で、ワタシとタカハシは「ポーセラーツ」で帯留め作りもする事にしました!!
ポーセラーツに挑戦!〜その3〜「柄を選んで陶器に貼る。それだけ」
ポーセラーツとは転写紙や絵具、金彩や盛り…など様々な技法を使い、白磁に絵付けをするクラフトです。 初めての方は、転写紙を貼る作業をメインに作るので、どなたでも簡単にチャレンジできます。なので「莫大にあるデザインから柄を選ぶ」。ほぼこれが全てと言っても過言ではないです。
ワタシはこの紫のお花が気に入ったので、それをメインに、深い赤をアクセントにしてその間に金色のラインを入れる事にしました。
↑こんな感じ。
で、タカハシは牡丹が好き、という事で以下をチョイス。
他に、ブルーと黄色の小花を配置するよう。
柄が決まったら切り抜いて水に浸して、、、(←やはり「うるかして(方言)」と言いたい。)
ヤワヤワになって下のシートから剥がれたらそれを陶器に貼り、、、
あっという間に出来上がり。これを先生に焼いてもらうので出来上がりまでは数週間かかるそう。焼いたらもっと色が鮮やかになるそう。とても簡単だからお子様も喜ぶのではないでしょうか!!
帯留めの他にも
キーホルダーや、
お皿、
マグカップなども作れるそう。団体様への講座もできるみたいですよ。本当に簡単だし、出来上がるものは人それぞれ違って、それを見るのもまた楽しいですよね。
思い出と車はワンセット。
ここで増井先生に車についてお話を聞きました。

先生にとって車とは?

自分の人生によって乗る車の大きさや仕様が変わってるんですよね。独身の時や結婚したばかりの時は小さい車に乗っていましたが、子供ができると大きい車に買い換えて。子供が自立した時にはきっとまた小さい車に替えるんですよね。この先、思い出や人生を振り返った時に、車のシーンもワンセットになると思います。
車は十勝民の体の一部。車のシーンがワンセット、って頷けます。
全員のグルーデコ作品が出来上がりました!!
さて。そんなこんなでO氏の作品も出来上がりました!!ジャーン!!
キレイなクローバーになってる!!
帽子にも合ってます!!
全員の作品がコチラ!!
三者三様とはよく言ったものです。全然違うタイプの作品ができました!!キレー!!!
早速着物に合わせてみました。↓タカハシ作。
うん。大人っぽくて可愛い。黒とゴールドだからどんな着物にも合わせやすそうです。ありがとう。
そしてマウラ作がこちら↓
普段何かを作るときは割と渋くて大人っぽいものを作りがちなのだけど、人のを作るっていつもとは違う脳みそを使うので良いものです。
で。後日ポーセラーツが焼きあがった、と連絡があったので取りに行きました。
キレー!!色が鮮やか!!!手持ちの着物に合わせてみました。
↑牡丹の色と同じピンクの帯と、少し大人っぽい帯締めに上品なお花が映えます。
↑こちらは帯留めと反対色であるターコイズブルーのアンティーク系帯と合わせました。おしゃれ!!
いつも仕事のデザインはもちろん一人。ものづくりも好きだけど、誰かと作るってあまりしてきませんでしたが、気心知れた人と作る事を共有するって一気に何倍もの感性をインプットできる、って気づきました。
もちろんお一人でも楽しめます。芸術の秋に、まずは実用的なもの作ってみませんか?体験制作もできますよ。お気軽に問い合わせてみてください。
ポーセラーツ・グルーデコサロン グレース
場所 帯広市内(お問い合わせの際にお伝えさせていただきます)
営業時間 完全ご予約制。ブログなどからお気軽にお問い合わせください。
ご予約・お問い合わせ 電話 09026962303 hirokotorun@gmail.com
ホームページ https://ameblo.jp/hirokotoran/