こんにちは。DO-Life特派員マウラです。
今回は「日本に滞在している海外の人たち向け」の本格的な東南アジア輸入食品屋さんがあると知って伺いました!!
大手輸入食品屋さんでは売っていない本格的な輸入食品。
それが『ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)』
水曜日と木曜日が定休日のようです。
一つドアを開けると一気に異国。
では店内へ。
店内にはベトナムの照明が飾られていて結構インスタ映え。
日本でもおなじみのビーフンや、
フォーなどの麺類。この辺りは親近感がありますね。カタカナのパッケージもあるし。
ナンプラーなど東南アジアを感じさせる調味料がずらり。これら全て現地ではおなじみのブランドばかりだそう。ナンプラーだけで棚を埋め尽くせるのだから日本で言うところの醤油、と言うのも頷けます。
見たこともないような調味料もたくさん。これらも現地ではおなじみなんだとか。魚を発酵させたようなものもあり、食文化の違いをまざまざと感じます。
これだけの調味料を海外の人たちが必要としているのであれば、日本の食事はきっと物足りないですね。「和食は薄味で美味しいでしょ」なんて思い上がった事を言わないようにしなくては。
味が濃い、薄いで美味しさを判断するのは日本人の悪い癖。食の好みや欲するものは環境のほかにも先祖代々受け継がれたDNAの中にも刷り込まれているもののはず。食文化の違いを知って、お互いの食事が楽しいものになればそれで良し、です。
ここにも食文化の違いが。「バナナの花」ですって。
あとはタロイモチップス。
ジャガイモやないんかーい。
ピータンの実物を初めて見ました。
中でも顕著に食文化の違いを感じるのがお肉やお魚。「なまず」とか。
「らい魚」とか。「バサ魚」?聞いたことないですね。
こんなのやあんなのも割と日常食との事でした。
食文化の違いを知る、とは言え馴染みのない日本の人たちにも配慮するため少々加工してます。お許しくださいね。
ハラル対応のお肉もたくさんありました。ここ十勝でもムスリムフレンドリーを謳う飲食店が少しずつ増えてましたがハラル対応のお肉の仕入れは簡単ではなかったよう。これで十勝の飲食店もまた豊かになるといいな。
あまり見かけないフルーツも売ってます。たまにドリアンも入荷するそう。食べてみたいような、怖いような。。。
アルコールも豊富。
各国のビール。割とお値頃なんですね。ホームパーティーでの飲み比べとか盛り上がりそうです。
『ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)』では大手輸入食品屋さんにはないものを意識して、店長の采配で入荷してるそう。理由を聞くと「大手輸入食品屋さんの商品は日本人が好きなものだから。うちは日本に滞在している海外の人たちがターゲットなので彼らが欲しいものを入荷してるんです」との事。納得です。
技能実習生の人たちに自国の食べ物を。そんな想いで作られたマート。
代表の西田さんにお話を伺う事にしました。
ニシトミさんは設備の会社ですよね? なぜ輸入食品屋さんをやろうと思ったんですか?
弊社では数年前からベトナムの技能実習生が働いてくれています。その子たちの面接にベトナムに行った時、行きの空港、帰りの空港で日本で働く技能実習生の姿をたくさん見たんです。技能実習生は東京など都市部に多いと思われがちですが、ここ十勝でも500名を越えます。そんな彼らのためのお店があった方が良いと思って2019年のGWにOPENしました。
オープンしてからの反応はどんな感じでしたか?
この辺りでこれだけ彼らのニーズに沿った商品のラインナップは他にはないので、口込みでどんどんお客様が増えています。彼らのほとんどが車を持たないので、来店すればたくさん買ってストックしているみたいですね。
日本人だって海外旅行に行けば和食が恋しくなるって言いますもんね。それが数年間。親しみのある食べ物や調味料があるだけで大きな心のよりどころになりますね。
どの国の人もやはり、より幸福感を得るために「食べ物」の存在は大きいと思います。海外の人たちがここにくれば自国のものが食べられるよう、要望にはできる限りお応えしていきたいですし、彼らの買い物欲を満たせる場になれば嬉しいです。
ところで西田さん。皆さんにお聞きするのですが車は何に乗ってますか?
トヨタのヴァンガードとホンダのステップワゴン2台持ちです。ヴァンガードは遠乗り用、ステップワゴンは社員を乗せたり街乗り用、みたいな感じで使い分けています。
アジア料理初心者のマウラが挑戦!!
実は真浦、東南アジアのお料理ってあまり食べた事がないんです。なので「東南アジア初心者向け」の商品を購入することに。西田さん曰く
麺類とえびせんは万国共通でみんな好き。
とのことでしたので2000年から2018年にかけてベトナムでもっとも売れた即席麺と言われている「ハオハオ トムチュアカイ」と、
えびせんと言っても「かっぱ」じゃない方、中華料理屋さんに出てくるアレ、
を購入。出来上がってるえびせんもあったのですが、せっかくなので自作で揚げたてが食べられる「えびせんの素(←言い方間違ってる気が。。。)」にしてみました。
エビっぽいブツブツもないので一見乾燥したおもちのよう。これを油であげると。。。ウネウネ〜と秒で揚がり、
最後にはこれに↓
揚げ過ぎました。
塩を振っていただきます。
サッコサコー!!!めっちゃ軽い!!!エビ入ってる様子全然ないのに味はちゃんとえびせん!!!膨らんで量も増えるのでコスパ良し!!ホームパーティーとかで揚げたて出したら喜ばれるんじゃないかな。
続きまして「ハオハオ」。これは日本のチ◯ンラーメンのように丼に入れてお湯を注いでラップ。と言う簡単にできるインスタントラーメン。
待つこと3分。お湯適当に入れてしまったのでほぼ吸われたけどできました。
色は思ってたより薄い。
パッケージはなんか辛そうだったけど、辛くないのかな
と思って食べてみると。。。
ズズっとやった瞬間にむせました。見た目に惑わされると痛い目に合います。でも、特段辛いものが好きと言う訳ではないマウラでも美味しく食べられました。味も割とチ◯ンラーメンに似てるのだけど、酸味があるのでもうちょっと深みがありますね。今回は「東南アジア食品初級編」でしたが少しずつ海外の味も楽しんで自分の仕事(商品開発)にも役立てたいなと思いました。
日本人に一切忖度なしの『ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)』。でも、「国のものを食べて欲しい」と言う想いが溢れて、海外の人たちにはとっても優しいお店だと感じました。また、本格的なアジアン料理を作りたい日本の方にもおすすめです。どれもお値頃でした。十勝の魅力再発見です!!
ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)
営業時間 10:00~19:30
定休日 毎週水曜日と木曜日
TEL 0155-66-6817
フェイスブックページ ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)
HP ASIAN MART NISHITOMI(アジアンマートニシトミ)
住所 北海道帯広市西21条南3丁目27−15