とある日、会社の方に「チカ釣り行くか?」と言われ、初めてのチカ釣り体験をしてきました!
釣りの場所は十勝川!凍った川の上!
釣り場までその凍った川の上を歩いて行くのですが、凍った川が割れて落ちるんじゃないかと恐る恐る歩きました。
チカ釣りは人気なのか、釣り場につくとすでにテントが張ってあり、たくさんの人が釣りを楽しんでいました。
釣りをするまでが大変!
まずは釣るために、凍った川に穴をあけます。
氷の厚さは20~30センチぐらいだったと思います。
分厚い氷に穴をあけるためにアイスドリルという専用の道具を使います。
アイスドリルを手動で回し、氷を砕いて穴を開けるのですが…わたしは回す力がなく、全然穴をあけられませんでした。これじゃあ釣りが始められません…。
結局、会社の方にお願いして穴をあけてもらいました!
場所を決めたらテントを設置!
穴をあけた後、その穴に合わせてテントを設置します。
テントのおかげで風、雪がしのげるので外で釣りをするよりも寒さを感じません。
テントを設置したら、座りながら釣りをするために銀のマットを敷いて、撒き餌やエサ、釣れたチカを入れる箱を準備します。
場所が整ったら釣りスタート!
いよいよ準備万端になったらあとはひたすら釣りを楽しむだけ!
チカが餌にくいつき、釣り針に引っかかった瞬間。
釣り上げるまでの竿の振動。
そして釣り上げた喜び!
これはたまりません!!笑
姿は見えませんが、チカがかかったときは服を軽く人に引っ張られるぐらいの振動があります。
チカが遊び感覚でエサをつんつんしているときがあるので、食いついた時を見極めて竿をぐっと上にあげ、釣り針をチカに引っ掛けたのち、リールを巻く。
こんな感じでチカを釣っていました!
この日の結果は数時間で21匹!
いつもよりはかなり少ないようですが、わたしは大満足でした。
この翌週も会社の方が釣りに行ったそうですが、そのときは160匹釣れたそうです!
全然ケタが違う…かなり少ないというのも納得です。
チカとワカサギ、激似説
今回釣ったチカがこちら。
ちなみにワカサギがこちら。
似てる!!
でもこの2種類、よく見ると違うんです。
どこが違うかというと、腹びれの位置。
ワカサギの腹びれは背びれの前にあり、チカの腹びれは背びれより後ろにあるそうです。
ちょっとした違いなので、すぐに見分けるのは難しそうです。
外見がそんなにも似ていることから、チカがワカサギとして流通していることもあるそうです。
別の種類の魚として扱われるなんて、チカはそれでいいのか…。
釣りデビューを振り返って
楽しい釣りデビューでしたが、実はほとんどのことを会社の方にやってもらいました。
サシというエサの虫が気持ち悪くて触れなかったので、釣り針に餌をつけもらいましたし、生きている魚が触れないので釣れたチカを針から取るのもやってもらいました。
そう、わたしは何もせず釣るだけという…笑 これは楽しいにきまっていますよね。
もし、私のように釣りデビューしようと思っている方は一人で行くのはあまりお勧めではありません!
氷上釣りの場合はテントを立て慣れていないと設置に手間取って時間がかかりますし、釣りのポイントを見極めるには釣り経験がある方と行った方がいいと思います。
そして、氷上釣りをする場合はこんなものがあると役に立ちます!
■厚めのゴム手袋
寒さしのぎになります。濡れても大丈夫なものがいいと思います。
■長靴
氷の上なので足元から冷えるため防寒として使えます。
■スノーボードのウェア
私が行ったときはスノーボードのウェアを下のみ履いてました。
氷で濡れたりしないですし、寒さもしのげます。
釣りを楽しむために防寒対策はぬかりなく!
氷上釣りは3月上旬~中旬ぐらいまでのようです。道東の冬はまだ続くので機会があればまた釣り女子してこようと思いました!
釧路トヨタの社員が記者として、くるまやくらしを通じて感じた道東エリアの魅力を伝えるWebマガジン「DO-Life」