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人とのつながりが成功の秘訣。手作りフェザージュエリー「buff」大谷弘樹の信念とは 

2017.10.30

こんにちは!釧路トヨタ芦野店の小林です。
道東で起業して頑張っている人やこだわりを持って働いている方に会いに行き、その思いを取材させてもらうシリーズ「そのビジネス、なんで道東で始めたんですか?」。

今回は釧路市愛国にあるデザイナーズジュエリー「buff(バフ)」を立ち上げた大谷弘樹さんを紹介させていただきます。

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大谷弘樹さんとは?

大谷弘樹さんは室蘭出身の37歳。
もともと札幌の専門学校で建築の勉強していたそうですが、露天で売っていたフェザーアクセサリーに興味を持ったことが、この事業を始めるきっかけになったそうです。

フェザーアクセサリーはインディアンジュエリーといわれるほど、インディアンと関連性が深いもの。そこからインディアンが好きになり、一時期はインディアンになりたいとまで思ったとのこと。

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こうしてインディアン、そしてフェザージュエリーにのめり込んでいった大谷さん。
そんな時、フェザーの意味を改めて自分で調べてみたそうです。
すると「自分の能力を高める」「飛躍」、またイーグルの羽を誰かに贈るときは「贈った人も贈られた人も双方へ幸運がもたらされる」など、さまざまな意味を持つことがわかったそう。

「こんなに素晴らしいものなら、もっと多くの人に伝えたい」

こう感じた大谷さんは、フェザージュエリー制作の道を志すようになります。

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釧路で起業した深い理由


その後は帯広のジュエリーショップで7年間、販売員や作成、など基本的なことを学び、晴れて独立。新たな拠点として選んだのが釧路でした。

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実は釧路にはそれまで、縁もゆかりもなかったという大谷さん。
なぜ釧路で事業を始めたのでしょう?
その問いに、大谷さんは穏やかな表情でこう話してくれました。

「自分は追い込まれないとできないタイプ。誰も知らないところでやりたかった」

この言葉に、縁もゆかりもない土地で、誰一人頼る人もおらず、自分の身一つでやってやろうという、大谷さんの強い信念を感じました。

成功までの長い道のり

今では仕事も途絶えることなく、事業も軌道に乗っている大谷さんですが、事業を始めたころはとにかく苦労されたそう。
特に大変だったのがお金の調達だったそうです。

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事業計画書を作成し、さまざまなところへ融資の相談に行くも、実績のない大谷さんの話に耳を貸してくれるところはなかなか見つからなかったとのこと。
そこで、先に作業する機械や工具を買い、「融資が下りないと機械のお金も払えない」と強硬手段に出ることに。
それでも全額融資は難しいと断られた大谷さん。
何回も何回も事業計画書を出し直し、2か月かかってやっと全額融資が下りたそうです。

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親戚や友人が近くにいると、つい甘えてしまいそうですが、誰も知らない場所だからこそ、ここまでできたのかもしれません。
改めて、誰も知り合いのいない釧路という地を選んだ、大谷さんの強い信念を感じたお話でした。

驚きの行動力で広がる人脈


その後、現在の場所に店舗を構え、事業を開始した大谷さん。

「最初のころはお店で寝泊まりしながらフェザー作成をしてましたね。一週間お客さんが来ないことは普通にありましたよ」と、当時の生活について語ってくれました。

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何とか軌道に乗せようと始めたのが、当時流行っていたブログでした。
いろいろなブログを見ながらフェザージュエリーの魅力などを訴えていたある日、人気ブロガーが東京でランチ会を開くことを知り、「人脈を広げるチャンスだ!」と感じた大谷さんは、参加を決意します。

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参加の旨をメールすると、主催者から直接電話かかってきて「東京ですけど大丈夫ですか?」と心配されたそう。
相手もびっくりの行動力だったのでしょうね。

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人脈の広がりが事業の成功に


その際出会った人たちに大谷さんが作ったジュエリーを見せたところ、皆一同に感動。
その噂は口コミで業界内に広がり、雑誌やインターネットなど、さまざまな媒体で紹介されるようになったそうです。
こうした人たちとのつながりは今も続いているとのこと。
今でも口コミで大谷さんのジュエリーの良さを伝えてくれているそうです。

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今では有名ファッション雑誌に多数掲載されているほか、テレビ番組や映画、ドラマなどの衣装協力など、多岐に渡って活躍していらっしゃいます。

「まずは動いて人に会う、行動すれば何かかが変わる。
人の繋がりで今の僕があるんです。
夢は叶えるものではなく、叶えてもらうものなんだなと感じています」

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最新のデザインをいち早くチェックするなど、ご自身でもさまざまな努力をされている大谷さんですが、人のつながりなしに今はないと断言します。
ジュエリー自体の素晴らしさはもちろんですが、人を大切にする大谷さんの姿勢こそが、一番の魅力ではないでしょうか。

まとめ

2017年10月7日で10周年を迎えたbuffさん。
最近では海外からの注文も増えているそうで、今後の夢は釧路から海外まで幅広く手掛けることだと語ってくれました。

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生まれも育ちも釧路出身の小林ですが、いつも思ってることといえば「釧路って何もないなー」「おもしろくないなー」「人が段々いなくなっていくなー」などネガティブなことばかり。
大谷さんの話を伺っていると、なんて小さいことを思ってるのかと恥ずかしくなります。問題は場所や境遇ではなく、好きなことをやり抜く信念と行動力なんだと思いました。
そうすると人は見ていてくれて、ついてきてくれるのだと。

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「釧路から世界へ」。いい言葉ですよね。

まずは皆さん、お店に足を運んでみてください。
かっこいいフェザーやジュエリーなどが綺麗に並べてあります。
最近はオリジナルで革製品のキーケースやクラッチバックもありますよ!

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最近では男性誌だけでなく、女性のファッション雑誌にも多く取り上げられているとのこと。
女性の方もぜひぜひ行ってみてください。

ブログ、Facebookでもさまざまな情報を配信してくれています!
最新情報や大谷さん情報など、とても見やすく楽しい情報が盛り沢山!
要チェックです!!

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[店舗情報]
デザナーズジュエリーbuff(バフ)
釧路市愛国東2丁目6-13
0154−38−2600

店舗営業時間
金・土・日・月 14:00~20:00

facebook:https://ja-jp.facebook.com/buff2007/
ブログ:https://ameblo.jp/buff-07/
通販サイト:http://www.buff-shop.com/

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