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今更聞けない神社参拝の基本。

2021.1.7

こんにちは。DO-Life特派員マウラです。

 

マウラ

今年は感染が心配で初詣にも行ってない、という方も多いのではないでしょうか。でも神社参拝は初詣にこだわらなくても大丈夫。マウラは2か月に一度くらい神社へお礼に行ってます。
こんな風に割と気軽にできる神社参拝も「作法がわからない」というだけで敷居をあげていたりしませんか?
地域やその神社によって細かい作法が変わってきたり諸説あったりもしますが、今回は「これを押さえておけば大丈夫」というような参拝の基本についてご紹介します。

歩く場所からおみくじ吉凶の順番まで。これで神社参拝も怖くない!!

せっかくなので着物で参拝。着物仲間の杉田さんもお誘いしました。

まずは鳥居付近で一礼。鳥居をまたぐ前に一礼かまたいだ後に一礼かは細かく分かれるところですが、「お邪魔します」の気持ちがあればどちらでも大丈夫。

手水舎で片手ずつ手を清めます。これを「手水」と呼びます。読み方は「てみず」だったり「ちょうず」だったり。どちらも間違いではありません。
柄杓がある場合は右手で柄杓を持ち水を入れ左手に少し掛け、綺麗になった左手に柄杓を持ちかえ今度は右手を清めます。
その後左手に水を入れその水で口も洗うのですが、現在は感染対策のため手のみのお清めをおすすめしているところが多いようですね。その神社のお作法に従ってください。手をふくためのハンカチは必須です。

参道は端っこを歩くことになっています。真ん中は神様が通る道だそうです。右でも左でも良いのですが初詣など混んでいる際には流れに沿いましょう。

この先、本殿での撮影は遠慮しましたので文字でご説明を。こちらも神社によって若干異なる場合がありますので一般的な例をご紹介します。

1.お賽銭箱の前に来たらお賽銭を入れる。
この時、お賽銭箱の真ん中に立ちたくなりますが端が好ましいという考えもあるようです。どちらでも間違いはありませんが、端の方が何となく控えめな感じがしますね。お賽銭は真心を表現するものなので金額は決まっていません。また勢いよく投げ入れるのではなく丁寧にそっと入れましょう。

2.鈴があればここで鳴らす。

3.二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)
2回お辞儀をして、2回柏手を打つ。この後にお祈りやお礼を伝えて最後に一礼。

さあ!!おみくじを引きましょう。

杉田さんは「小吉」でした。ちなみにおそらくほとんどの人が知っているようでいて知らないであろうおみくじの吉凶の順番。マウラも知りませんでした。こちらも諸説ありすぎて困りましたがどうやら一般的には「大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶」だそう。

そしてマウラは「吉」。

ただ、マウラは毎年「大吉か?何吉か?」は覚えていません。というよりあまり見ていないかも。マウラが重視するのは吉凶のランキングより神様からの言葉。

 

マウラ

多分これには「自然のものも作られたものも魂や神様が宿るから大切にしなさい」って書いてある気がする。去年は「人は神頼みしてその後恩恵を忘れる。神様はいつでもあなたを可愛がるのにそれを忘れるのは人間だ」って書いてあった。

 

杉田さん

私のは「可愛いと思う心は光となって、憎いと思う心は波となって相手の体や心に伝わっていずれ返ってくるから、いつでも平らで清い心を持ちなさい」って書いてある。

おみくじって運試しではないので1年に1回しか引いちゃいけないわけじゃないみたいです。悩み事があっったり、決められないことがある時、ヒントをもらうために引いても良いそう。

さて。おみくじを結ぶか持ち帰るか論争ですが。多くの人は「良い結果のものは持ち帰って望まない結果のものは結ぶ」という定義を持っているようですね。

これには絶対の正解はなくて。マウラは必ず持ち帰ります。なぜなら先ほどの神様の言葉を定期的に見返して自分を律することにしているから。去年のお言葉もきちんと受け止めて、実は毎日寝る前には神様にお礼を伝える事を欠かしませんでした。「信仰」というほど深いものは持っていないけど、頼む時だけ頼んでその後感謝しない、は「対ヒト」でもしてはいけないこと。そんな簡単な事もすぐ忘れてしまうので引いたおみくじはいつも大切にして見返すようにしてるのです。

今はおみくじにもたくさん種類がありますよね。自分が「これいい!!」と思ったものを引くのが良いと思います。あとは必要に応じて絵馬を書いたりお守りを買ったり。

これで参拝は終わり。トータルで10分くらいでしょうか。

帰りもお辞儀をお忘れなく。

いかがでしたでしょうか。難しいことは全くないと思います。皆様にとって神事が少しでも身近になって、平和な日々になれば、と思います。
2021年もちょっとだけお役に立つ情報を発信して行きます!!お付き合いください。

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