道東で唯一の百貨店、帯広の『藤丸』で一人10,000円以下のお買い物ミッションに挑戦してみた！

2019.10.31

こんにちは！　DO-Life特派員のマウラです。
道民のみなさまは道東唯一の百貨店『藤丸』をご存知でしょうか。

1982年に現ビルでの「藤丸百貨店」がオープン。それ以来帯広まちなかのランドマークとし愛され続けています。

決して裕福ではなかったマウラの幼少期、母が習っていたパステル画や刺繍のグループ展が当時、年に数回藤丸の催事場で開催され（←本当に裕福じゃなかったのか？と思えるような習い事。。。）、その時だけ連れてきてもらった「特別」で思い出深い場所でもあります。

10,000円（税込）で４つのお買い物ミッションを遂行できるのか？

そんな素晴らしき地元百貨店も昨今の若い世代は「敷居が高い」とのイメージで足を運ぶ人も少なくなってしまった印象。そこで！！！

「本当に藤丸は敷居が高いのか？」を知るために、今回は「一人10,000円（税込）予算でどんなお買い物が楽しめるのか」検証してみることにしました！！

お付き合いいただくのは「DO-Life」二度目の登場、池田サンです。

今回は「4つのお買い物ミッション」を決めてフロアを巡ることに。その「ミッション」とは…。

1. 友人への贈り物
2. 自分へのご褒美
3. 十勝の食べ物
4. ランチをする

です。さあ。果たして10,000円（税込）予算でこれだけのことができるのでしょうか。

お買い物ミッションスタートです！！

藤丸6階は贈り物の宝庫。

まずは各々「友人への贈り物」を探すことに。池田さんは

友達の子供の誕生日プレゼントを買いたい！！

という事だったので6階にある「文具＆おもちゃ＆子供服売り場」に行くことに。

文具売り場には「十勝」や「北海道」にまつわる商品もありました！！

↑チーズやワインの十勝柄風呂敷に、

↑十勝の絶景ポストカード。

↑道内で加工されている木の玩具なんかもあり、地元感を感じます。

今回のミッションにはあまり関係ないですが、マウラは無類の「インク好き」。

インクはオブジェとして見ていられます。万年筆なんて持っていないのにうちにはインクの調合セットがあり、たまに自分だけのオリジナルインクを作って癒されています。

やはり『ハンズトラックマーケット』売り場は人気だそう。お手頃価格のものから、話題のヘルスケア商品まで誰もに喜ばれる様々なラインナップ。これからの忘年会、新年会シーズンの景品選びに困った時におすすめです。

6Fには子供服売り場もあり、

可愛らしくて思わず誰かに買ってあげたくなっちゃいますね。

さて。目的のおもちゃ売り場ありました。

池田サンは男の子へのプレゼントだそうで、

450円のトミカを二つ購入。これで池田サンの「友人への贈り物」ミッションはクリア！！

マウラはというと、人へのプレゼントは割と「本」を贈ることが多いので、同じフロアの本屋さんへ。

ありました。おしゃれで可愛い本。誰へのプレゼントかというと、、、

池田サン！！念願のお店OPENおめでとう！！

池田サンは長年の夢を叶えて12月に手芸を中心とした「ものづくり」ができるカフェをオープンするのです。ちょっと早いけどそのお祝いに可愛い刺繍の本1,800円（贈り物だというのに値段がバレる笑）。これでマウラも「知人への贈り物」ミッションクリアです。藤丸の6階は割とお値ごろな商品が多く、贈り物を選ぶのに困らないフロアだと思いました。十勝や北海道の雑貨があるのも嬉しかったです。

藤丸2階には十勝食材95％以上使ったカフェがあった！！

ランチタイムとなったのでここで2階カフェへ。

『チーズカフェバイミリオンサンテ』。

見慣れた西2条通りが見られるカウンター席にしました。この日はちょうど週に一度開催の「スイーツバイキング」の日で、、、

スイーツがたくさん並んでいました。ダイエット継続中のマウラは泣く泣くスイーツバイキングを諦めました。。。

「スイーツバイキング」の他にも週一で「ヘルシーランチバイキング」なるものもやっているみたいです。十勝の食材がたくさん食べられるバイキング、魅力的です。

スイーツバイキングを楽しむ人々を横目に私たちは「バター醤油パスタ」と「チーズ3種食べ比べワンプレート」をオーダー。『チーズカフェ』とのことなのでパスタには+200円でチーズのトッピングをお願いしました。『チーズ3種食べ比べワンプレート』のチーズは藤丸の地階で購入できるそう。

ほどなくしてフードが運ばれてきました。

メインは十勝産鶏肉のタンドリーチキン。

しっかりと味がついていて十勝小麦のバゲットにも合います。この日のチーズは『足寄チーズ工房のころ』『足寄チーズ工房の天』『鹿追チーズ工房のゴーダ』でした。

そして『バター醤油パスタ』はというと、、、

たっぷりとトッピングのチーズがかかっています。手前のはお醤油のジュレ。「バター醤油ご飯」は十勝のソウルフードですが、それのパスタバージョン。美味しくないわけがありません。ゴロゴロのとかちマッシュも良い味を出しています。パスタももちろん十勝小麦のもの。

『チーズカフェバイミリオンサンテ』は、デザートとドリンク以外十勝食材95％以上を使っているとても珍しいお店。同じく十勝食材をふんだんに使っているとかちむらの『ミリオンサンテ』の姉妹店です。藤丸店は十勝のチーズをテーマにしているようです。十勝管外のお客様をお連れするにもオススメのお店です。

これにて「ランチを食べる」ミッションもクリア！！

2階3階フロアは女性の買い物心をくすぐるアパレルブランドがずらり。

ランチを済ませて向かったのは2階と3階フロア。池田サンはここで「自分へのご褒美」の洋服を選ぶようです。

洋服好きの真浦もすっかり取材を忘れておりました。

池田サンはこちらのワンピースをお買い上げ。お似合いー！！

しかも4,900円と超お値ごろ！！！

ここで、このフロア担当の加藤サンが合流。少しだけ藤丸について伺ってみました。

ズバリ。藤丸の魅力ってどんな所にあると思われますか？

藤丸は十勝に寄り添った百貨店です。例えば地元の作家さんや先生をお呼びして店頭でワークショップを開催してもらったり、地階には十勝の食べ物が多く並んでいます。7階の催し会場でも十勝にまつわる催事は年に数回開催されます。大企業ではなかなかできない事もスピーディーにできています。

百貨店ってもっとお堅いイメージがありましたが、地元の人とのふれあいも大切にされてるんですね。

さて。洋服購入後の池田さんは手芸屋さんを発見していました。さすが鼻がきく。

ここでも掘り出し物の布を購入。

池田さんの「自分へのご褒美」ミッションはこれでクリアです！！

車は人間の力じゃできない事を簡単に体験できる。

ここで加藤サンに車についてお話を聞きました。

加藤さんにとって車とは？

実はモーター好きで若いころからいろんな車に乗っていますよ。コンパクトカーや、父親のセダン、母親のセダンに乗ったあと、自分の車はスポーツカーを選びました。今は家族もいるのでミニバンに乗っています。

モーターの魅力って何ですか？

人間の力じゃできないことを簡単に体験できるじゃないですか！！人間の足では行けないような所にも連れて行ってくれますし。

ほー。車をそんな風に考えたことなかったです。急に熱弁し出した加藤サン（笑）。本当に車が好きなのが伝わってきました。

5階は女性がときめく生活雑貨が揃っています。

さて。まだマウラの「自分へのご褒美」ミッションがクリアされていません。マウラは自分へのご褒美、と言いつつ撮影（仕事）で使える小道具の食器が欲しかったので5階の生活雑貨フロアへ。

5階は食器やキッチン雑貨、バスアイテムなどが揃っています。

カンディハウスさんは人気で売り場面積も拡大中。

思わずうっとりしてしまうほど素敵です。

さて。マウラのお買い物ミッション、と。

肌触りが心地よい木製のプレート。撮影のときにも写りが良さそう。しかも1,600円。木のプレートは割と高級なので、このくらいのお値段なら嬉しい。サーバースプーンとフォークも購入することに。

木ってやっぱり心ときめきますね。これにてマウラの「自分へのご褒美」ミッションクリアです！！

十勝の食べ物を買うなら藤丸地階へ！！手土産にもおすすめです。

では。最後のミッション「十勝の食べ物」です。これはもう地階しかありません！！

加藤サンもおっしゃっていましたが、藤丸の地階には十勝の食材がズラーっと並ぶゾーンがあります。

↑お肉の加工品や

↑乳製品の数々。

↑何とドリンク関連も豊富。十勝って本当に何でもあるんですよね（←自慢げ）。

真浦は先ほど『チーズカフェ』で食べた3種のチーズを買うことに。

池田サンは新鮮な野菜を数種選びました。

これで全お買い物ミッションクリア、、、なのですが、、、

どうやらほんの少し予算が余りそうだったので（←本当に大丈夫？）、、、

マウラはソフトクリームを。

池田サンはカップアイスを追加購入。

（予算オーバーが怖いよー）

ちなみに地階にはひと休みできる椅子がありますのでお買い物に疲れたら甘いもの補給おすすめです。

地階には想像以上に多くの十勝の食べ物があり、持ち寄りホームパーティーや手土産など、ここに来れば誰もに喜ばれる十勝フードが見つかると思いました。

藤丸はご家族で楽しめて、欲しいものがどんどん見つかるお値ごろ感が高い百貨店でした。

以上で全お買い物ミッション終了です。ではお買い物金額を見ていきましょう。

【真浦のお買い物】
●本／1,800円
●ランチ／1,500円
●ウッドプレート／1,600円
●サーバースプーンとフォーク／950×2=1,900円
●足寄チーズ工房「ころ」／280円
●足寄チーズ工房「天」／639円
●鹿追チーズ工房「ゴーダ」／600円
●ソフトクリーム／450円

ということでここに消費税を足した合計は、、、
【9,471円】でした。

（ほっ）

【池田サンのお買い物】
●トミカ2個／450円×2=900
●ランチ／1,500円
●ワンピース／4,900円
●布2枚／400円×2=800円
●十勝産野菜4種／681円
●カップアイス／270円

ここに消費税を足した合計は、、、
【9,051円】でした。

藤丸と言えば、もっと高級なものばかりかと思い込んでいましたが、割とお値ごろな商品も多いと感じました。そして、欲しいものが何でも揃っている、と言った印象。

7階の催し会場では年間を通して、「京の老舗祭り」や「全国うまいもの市」「十勝フードコートタウン」など興味深い催事も開催されています。