皆さん初めまして!
釧路市阿寒町の地域おこし協力隊&フリーカメラマンとして活動している﨑一馬(さきかずま)と申します!
この度、ご縁がありDo-Lifeの記事を書かせていただくこととなりました。
簡単な自己紹介
大阪府大阪市生まれ。
2021年6月より釧路市阿寒町の地域おこし協力隊に着任し、阿寒町に移住してきました。協力隊の活動としては「阿寒町の情報発信」をメインに現在は担当しています。
何より私…大のクルマ好きなんです。笑
写真を始めたのも最初はレースで走っているクルマを撮っていた事がきっかけ。
ですので、このような試乗インプレッション記事を書かせていただけるのは個人的にもとても嬉しく思っています。
さて、今回試乗するクルマは…
さて、本題に入りましょう。
今回、私が試乗させていただいたクルマは….
「新型カローラクロス」!!
発表されて以来、個人的にもとても気になっていたクルマです。
なんせ、あのトヨタを代表するカローラシリーズにSUVが加わった訳ですから。
今回試乗させていただくカローラクロスのグレードは最上級モデルの「Z」。そしてハイブリッド4WD(E-four)モデルです。
一体どんなクルマなのか。
実際に試乗してみた感想とトヨタのカタログ情報などを盛り込んで早速インプレッションしていきたいと思います!
いざカローラクロスに乗って阿寒湖・屈斜路湖の旅へ
実際にカローラクロスに乗ってインプレッションしていきます。
とはいっても、さすがにSUVに一人で乗って一人旅するのも何だか寂しいし、運転席以外の感想を語れないのはまずい….
ということで、今回は釧路市地域おこし協力隊の他3名にも同行してもらい、合計4人で阿寒・屈斜路湖エリアを旅することにしました。
今回同行していただいたのは、左から、
釧路市農村地域人材育成推進員 小川 周次さん
阿寒湖アドベンチャートラベル推進員 アーネスト・モクさん
阿寒町地域おこし協力隊 佐々木 優衣さん
の3人。
プライベートでも仲のいいメンバーでインプレッション旅へと出発します!
まずは阿寒湖を目指して車を走らせました。
雪を被った雌阿寒岳を遠くに眺めながら北海道らしい一直線の道を走ります。毎回思いますが、これが本当に気持ちがいい。
走ってまず一番に感じたのはとにかく乗り心地が快適だったこと。
このカローラクロスのために開発されたというサスペンションシステムが力を発揮していました。路面からの衝撃を見事に緩和してくれています。
さらに車内はとても静か。
エンジン、走行音ともにしっかりと音の侵入を防いでいると感じます。
広い車内あるあるの「前の人の声が後ろまで聞こえない問題」は全く発生しなかったようにも思います。
ここで私のお気に入りポイント「パノラマルーフ」が本領を発揮!
車内でありながら青空を眺めることができるのです。
そして阿寒湖に到着。
青空のもとに聳え立つ雄阿寒岳を贅沢に眺められるポイントに車を停めます。やはりSUVは雄大な自然のなかで撮影するのがとても似合いますね。
北海道の旅にはやはりアウトドアグッズは欠かせません。
トランクスペースは487リッターととても広く、
イス4脚にミニテーブル、マットや釣具等様々な物がすっぽりと綺麗に収まりました。
椅子を並べて、阿寒湖と雄阿寒岳を眺めながらお昼休憩へ。
北海道といえばやっぱりセコマのホットシェフですよね。
雄大な景色の中で食べる温かいおにぎりは格別です。ちなみに筆者のおすすめは「ベーコンおかか」
誰かわかってくれる人いませんか?
【撮影場所はココ!】
4WD「E-four」の実力はいかに
さて、SUVというだけあって、このクルマがどれほどのオフロード走行性があるのかが気になります。
4WDカローラクロスは「E-four」というシステムが採用されています。
「E-four」とは電動式4輪駆動と呼ばれるもの。
フルタイム4WD車とは異なり、基本の走行は前輪駆動(2輪駆動)で、滑りやすい路面状況時に発進や加速時にリヤに備わるモーターが駆動力を発揮するというもの。
つまり走行状態に応じて自動で駆動方式が変わるというシステムです。
実際に走ってみたところ、確かに砂利道や少しぬかるんだ路面では4輪駆動になる感覚は感じられました。
このような未舗装路といっても比較的悪路でない砂利道等では難なく走れることがわかりました。
ただ、本格的な悪路や深雪路面は得意としていないのが事実。
あくまでも都市型SUVという前提で考えるべきだと感じました。
旅の締めくくりは日没の屈斜路湖へ
さて、阿寒湖畔を堪能した後は屈斜路湖畔へ。
屈斜路湖畔で夕焼け空を見ながら旅を締めくくります。
目的地として設定したのは「和琴半島」
屈斜路湖にひょこっと飛び出るような形をした和琴半島には「野湯」と呼ばれる天然の露天風呂があることでも有名です。
阿寒湖からクルマを走らせてちょうど1時間ほど。15時ごろに和琴半島へと到着しました。この日の日没は15時57分。さすが日本の中でも東に位置するだけあって日没が早いい。16時を切ってます。
トランクからイスとミニテーブル、コーヒーセットを取り出し、日没を見ながらコーヒータイムを楽しむことにしました。
こうやって皆で話しながら寒い中でお湯を沸かし、自分たちで淹れるコーヒーほど美味しいものはないような気がします。
釣りが好きという小川さん。
コーヒが出来上がるまで釣りを楽しみます。それぞれの自由な時間がこの屈斜路湖畔にゆったりと流れていました。
そして出来上がったコーヒーをみんなで乾杯。
1日の疲れをここで一気に癒しちゃいましょう。
カンパーイ。
その顔になるよね笑
何もこちらからは指示を出していません。本当に自然とこの顔になっていました。
だってこの景色ですから。
最高すぎませんか?
誰もいない静かな湖畔で薄暗くなった空と湖を眺めながら、温かいコーヒーをいただく。これほど至福な時間は他にないといっても過言ではありません。
そしてこのまま、あたりが真っ暗になるまで4人でコーヒーを片手に、静かな湖畔に笑い声を響かせて今回の旅を終えるのでした。
【撮影場所はココ!】
その他カローラクロスの詳細をチェック!
ここでカローラクロスの細部を見ていきましょう。
まず外観について。
第一印象として、
「お前は本当にカローラなのか!?」と思わず口に出してしまいそうな感覚を覚えました。
カローラシリーズには見慣れないダイナミックなフロントグリルに、SUVらしさを感じさせるワイドな前後バンパー、横に飛びだしたフェンダーも力強さを感じます。
それでいながらスタイリッシュさも感じられる。まさに都市型SUVといったところでしょうか。
さらにZモデルのLEDフロントライトは「流れるウインカー」と呼ばれるシーケンシャルターンランプが装備されていてとてもかっこいい。無駄にウインカーを出したくなりますね。
リヤまわりに関して言えば、
リヤにこそカローラらしさが残っているようにも見えます。新型ハリアーのような独特のテールライトというわけではない、何というかカローラという安心感というか。そんなものを感じさせるデザインな気がしました。
続いてインテリアについて。
とても洗練されているなという印象を受けました。
何といっても目を引くのは9インチの大型ディスプレイ(オプション。標準装備は7インチ)
AppleCarPlayとも連携でき、GoogleMapも表示できるらしい。
最近のクルマってそんなことができるのか….!と、進化に驚きです。
シートはどこかスポーツらしさを感じるデザイン。
サイドの膨らみが体の左右の揺れを抑えてくれるのでGood。さらにシートヒーターも装備されているので冬の寒い日にはたまりません。
そしてこのパノラマルーフ。(オプション)
前部から後部座席後ろあたりまであるこの大きなパノラマルーフで車内は一気に開放感に包まれます。
北海道の広い空にこの装備はとても相性バッチリ。個人的に大好きな機能でした。
旅を終えて。
カローラクロスインプレッション旅を終えて。
まずクルマに関して。
総合的に見てもかなり高得点といえるクルマだったように思います。
北海道の自然に似合うSUVの力強さを感じさせながらも、都市にも馴染むスタイリッシュなデザインに、洗練されたインテリアと機能の数々。そして乗り心地などの走行性能もグッド。
何度も言いますが個人的に「パノラマルーフ」がとても気に入っています。北海道で走らせるなら付ける価値は大アリだと思います。
そして私たち協力隊について。
釧路市の協力隊は現在全員で6人。その内なんと5人が今年着任したばかりという顔ぶれ。また、同じ釧路市といってもそれぞれ活動内容や活動拠点はバラバラ。集まろうといってもなかなか全員集合とはいきません。
今回の旅も2人は仕事の都合で来ることは叶いませんでしたが、それでもこうやって4人だけでも集まって同じ時間を共有する。「それいいね」とか「それキツいね〜」なんて言いながら互いの近況を報告し合う時間がとても大切だなと改めて感じる旅になりました。
そして何より。
こんな大自然あふれる最高の場所で生きているんだ!ということに改めて気付かされる旅にもなりました。
道東は本当に魅力だらけだなぁと。まだまだ協力隊としてもできることがたくさんあるなと気づかされました。
自分の話が多くなってしましましたが….
この記事を読んでくださっている皆様も何かの縁だと思います。
もしよろしければ私たち協力隊の活動をこっそり応援していただけると幸いです。
https://linktr.ee/akan.chiikiokoshi
クルマ旅って何かそういった団結感みたいなものをより一層深めるようなそんな力があるように思います。
仕事の同僚、仲のいい友人、大切な人、家族。
これから長い時間付き合っていく人たちとこそ、クルマ旅が必要なのかもしれません。
カローラクロスでその大切な時間を過ごすのもいいかもしれませんね。