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【SDGsものづくり】捨てられる素材でリース作り@ワイン城ヒュッゲ

2021.12.25

こんにちは! DO-Life特派員のマウラです。

 

マウラ

以前取材させていただいたワイン城さん主催の月一セミナー「ヒュッゲ」。
12月はマウラが『捨てられる素材でクリスマスリース作り』の講師を担当しました!!当日の様子や、この取り組みをしている意義などをお話しさせてください。

カンナ屑を利活用できないかな。そんな言葉から生まれたアート系SDGs活動。

そもそもなぜマウラがクリスマスリース作りを教える立場になったかというと、以前記事でもご紹介させていただきました『ホワイトバーチ×イケダ』でコラボしている「白樺細工 工房ameiro」さんに「製材工場で大量に廃棄になるカンナ屑をどうにか利活用できないものか」と相談されたことがきっかけでした。


カンナ屑なのでもちろんとても薄いのですが、毎日毎日何十年も大量にゴミになっていると思うと心が痛みました。
『ホワイトバーチ×イケダ』も「間伐される白樺などの木を1本丸ごと余すことなく使う」取り組みが評価され「ウッドデザイン賞2021」を受賞しており(「ホワイトバーチ×イケダ十勝で唯一のウッドデザイン賞受賞」詳細記事はこちら」)「SDGs」や「アップサイクル」「エシカル消費」は常時課題となる部分ではあったので、カンナ屑のお話を聞いたときも

 

マウラ

少しでもカンナ屑を価値あるものにしたい!

と強く思ったものです。

このお話を聞いたのがちょうど一年前。季節は年末で、素敵なしめ縄を探していた事もあって、カンナ屑を見たときに

 

マウラ

これ。しめ縄の素材に似てるな(´-`).。oO

と閃き、早速10センチ程度の小さい縄を編み、100円ショップの装飾で飾り付けてみたところ、、、


それっぽいものができたのです!!

 

マウラ

これは真剣に取り組めばいけそう(´-`).。oO

そんな希望を見出し、仲間を集めて3月。本格的な縄作りに挑戦。

この頃、ミモザを使った「コニファーリース(コニファー=針葉樹)」が流行りだしたこともあり、

 

マウラ

この縄をコニファーリースの土台にできないかな(´-`).。oO

と、また新たな野望がむくむくと。聞けば針葉樹の葉も森や山で伐採されれば捨てられてしまう素材だというので、林業関係者の方から3種の針葉樹を大量に調達。

早速作ってみると


少々不格好ではあるけど自宅に飾るには充分すぎるくらいのコニファーリースが完成しました。ミモザ以外は全て捨てられるものだったなんて信じられません。「ゴミがアートになる」この不思議で、素晴らしい感覚を多くの人に知ってもらいたい、と地道に「コニファーリース作り」活動を続けて、今年のクリスマスリースワークショップに至ったわけです。

クリスマスリース作りを楽しんでいただきました!!

12月18日ワイン城さんの2階で開催されたリース作りのワークショップには3名様にご参加いただきました。
↓こちらは用意した見本。

↓松ぼっくりも山や森の大切な資源なので使う方は有料とさせていただきました。

着座するなり皆さんは「良い香り〜」と嬉しそうです。針葉樹は柑橘に似たとても爽やかな香りがするのでリースをお部屋に飾った後もその香りは楽しめます。
お時間になり、早速手順を説明。10分ほどの説明を終えるとあとは皆さん自由に進めていきます。

リース作りは意外と簡単で、不器用な方でも安心です。

ものづくりは自分を思いっきり表現できるチャンスなので、装飾品は各自ご用意いただくことに。ドライフラワーになるお花であれば生花を入れ込むこともできます。

「この装飾品使ってもいいですよ」なんてお互いに分け合ったりして、心和むひと時。

当初1時間半で終える予定でしたが、ワイワイとお話が盛り上がって3時間ほどで終了。
皆さんの作品がこちら。

皆さんそれぞれが全く違う作品ができて、装飾品を持ち込みにして正解だったなと思いました。皆さんのを見ているだけでワクワクします。
途中で、今回の土台や針葉樹がアップサイクルである事や、移住者の方ばかりだったので十勝の良さなどもお話できて、とても充実の3時間。
皆さんにお話を聞いてみました。

 

Aさん

クリスマスリースを作りたいと思っていたタイミングでの参加でした。
香りも良く癒され効果もあり、ボリューム満点のリースができて満足しています。
来年も参加したいです!!

Bさん

針葉樹でスワッグは作ったことがあったのですがクリスマスシーズンなのでリースも作ってみたいと思っていました。
会場に入った時の木の香りがたまらなく良かったです!!

Cさん

Bさんに誘われて参加しました。ワイワイおしゃべりしながらだったのでとても楽しかったです。
トドマツをふんだんに使えて、とても良い香りです!!

皆さん、針葉樹の香りがお気に入りの様子。そしてリースはずーっとやることが同じなのでお話ししながらでもできるのが楽しさの一つだったのかもしれません。

マウラはワークショップから帰った後、枝に付いていた余った葉っぱで今年もしめ縄を作りました。これも「余すことなく使う精神」です。

去年の試作とは比べ物にならないくらいの出来です。知らずのうちにマウラも腕を上げておりました笑。
コニファーリースは年末だけのものではありません。

これからも「コニファーリース作り」を通して、私たちができる「SDGs」を広げていきたいと決意した1日でした。
「コニファーリース作り」を体験したい方は3名様から対応できますので「moritoki」フェイスブックページかインスタグラムページよりダイレクトメッセージにてお気軽にお問い合わせください。


コニファーリース作り体験(講師:moritokiマウラ)

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