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ランドクルーザー・プラドに試乗!阿寒湖でアウトドアライフを楽しむ!

2022.10.14

 

涼しい〜〜〜〜!!!!


これが北海道の夏なのか!いつ半袖を着るんだ!いつ、汗拭きシートを使うんだ〜!!

関西からきた身としては、この北の大地の夏の短さと涼しさには正直びっくりしております。
お盆を過ぎればもう「秋」のような風が吹く…
暑くて汗の止まらないあの「夏」の日はそれはそれで嫌だけれど、なければないでどことなく少し寂しいな…いやでもやっぱりあの汗地獄は嫌だな…

 

さてさて、北海道の夏といえばやっぱり「アウトドア」ですよね。釣りだったりキャンプだったり、カヌーだったり、外で自然の中でいろんなアクティビティをやりたくなるわけです。

そんなアウトドアの聖地である北海道だけあって、見かけるクルマたちもアウトドア向きなものばかり。大阪ではなかなか見ない大きなクルマが日常的に走っています。

その中でも特に見かけるのが、

「ランドクルーザー プラド」

です。信じられないかもしれませんが、本当にたくさん見かけます。


アウトドアの聖地である北海道で暮らす人たちをこんなにも虜にしてきた「ランクルプラド」とは一体どんなクルマなのか!その秘密はなんなのか!

 

その秘密を探るため、今回は「ランドクルーザー プラド」に乗って、阿寒湖周辺へ旅に出かけてみようと思います!!

 

いざ、ランドクルーザープラドに乗って、初夏の阿寒湖へ。

さて、ここからは実際にランドクルーザー プラドに乗ってインプレッションしていきたいと思います!さぁ、まずランクルさんを目の前にするや否や…

 

でかない??笑

嘘だろ。いや自分の身長が小さい(161cmワハハ)とはいえ、ここまでクルマと大差ができるのか!?嘘だろ。頼む、錯覚だと言ってくれぇぇ!

自分とのサイズ比較は置いといて、それでもやはりこのクルマは大きい。アクアやヤリスのようなサイズのクルマに普段乗っている身からすれば、このサイズには少し不安を覚えます。

「本当に運転できるのか…?」

そんな不安を抱えながら、初夏の阿寒湖へとハンドルを握りました。

 

サイズの不安はどこへやら!?運転しやすい快適車だと知る。

サイズによる運転の不安に加えてもう一つ不安が。
それは”乗り心地悪いんじゃない?”という不安です。どうしても「ランクル」といえばオフロードを難なく力強く走るあの「豪快さ」が先入観として思い浮かびます。
ランドクルーザーとはそういうクルマなんだ。と勝手に印象付けをしていました。

が、その印象は今日をもって覆ることになります。

走り出しの滑らかさ、振動の無さ、そして快適な車内空間。

自分の思い描いていた「ランクル」のイメージはここでガラリと変わります。ものすごく運転がしやすい。そしてハイリフト車にありがちな過剰な縦揺れや横揺れがなく、乗り心地も快適。まるで「車高の高い力強いアルファード」のような感じです。

 

荷物の心配は不要だ!十分すぎるラゲージルーム。

今回は「阿寒湖のほとりでゆったりと過ごしながら釣りをする」という贅沢な旅にしようと決めました。釣り以外のアウトドアグッズも持って行くとなるとそれなりの荷物になります。

ただ、今回乗って向かうクルマは「ランドクルーザー プラド」
やはり、ラゲージルームの広さには申し分ありません。

550L近い広さのラゲージルーム。
釣り道具やその他小物を入れた木製の箱2つと、アウトドア用のイスを2脚、釣り用のウェーダーを積んでもまだまだ余裕がありました。さすがとしか言いようがありません…。

 

ランクルプラドで阿寒湖エリアの自然を満喫!

まずは阿寒湖の中でも特に大好きなスポットへ向かいました。向かう途中、見たことのない高い目線から見る北海道の景色は、普段よく走って見慣れているはずの景色も美しく見させてくれます。

向かっている阿寒湖の中でも特に好きな場所は、温泉街から少し離れたところにあります。人も少なく、何よりここは「雄阿寒岳」を真正面に見ることができる唯一のスポットなのです。

この日は雄阿寒岳の頂上付近には雲がかかっていましたがそれでもここから見る風景はいつ来ても美しい。
ここにクルマを止めて、釣りをしながらゆったりとした時間を過ごすことに決めました。

阿寒湖での釣りは6月頃のモンカゲロウの羽化の時期がハイシーズン。その時期にはたくさんのアングラーが湖に竿を向けますが、8月は釣り人たちは川の方へと行く方が多いのだそう。時期は外していますが、この景色の中、ルアーをキャストできる喜びといったらたまりません。

釣りの合間は湖岸でゆったりとした時間を過ごします。お気に入りのドリンクを片手に、湖と山の風景と、打ち寄せる波の音と鳥の鳴き声を独り占めして過ごします。この休日が永遠に続けばいいのにと何度思ったことやら…

 

夕暮れのオンネトーへ、そして秘境温泉へ。

阿寒湖での釣りを楽しんだ後は、夕暮れのオンネトーへ向けクルマを走らせました。
湖畔の風景とは一風変わり、木々に囲まれた森の中を進みます。ランクルがとても似合う風景です。

途中、オフロードの道や路面の悪い箇所がありますが、このクルマに乗っていれば「無敵なのだ」と思わせられるくらいの安心感があります。
事実、やはり走破力という面ではトップクラス。アクセルを踏んだ時の地面を鷲掴みにするような感覚は凄まじいのです。それでいて、乗り心地が良いってほんとにとんでもないクルマですよ…

曇り予報だった天気予報が嘘だったかのように美しい顔を見せてくれた雌阿寒岳と阿寒富士。8月の夏の緑に染まった山肌がとても綺麗でした。

私は、オンネトーの展望デッキから少し奥まで走った場所から見る風景が好き。両方の山を真正面から見られるのでオススメです。

オンネトーの帰りにぜひ立ち寄って欲しいのがここ「野中温泉」
知る人ぞ知る秘境温泉です。

ここに降り立てば、まず感じるのが強い硫黄の香り。阿寒湖温泉街とは一味違った雰囲気が香りから感じることができます。
浴場はさらに一味違った雰囲気。シャワーのない湯船だけの建屋と露天風呂があります。湯船には白濁色のお湯が注がれ、硫黄とヒノキの香りが建屋内に広がります。

湯の温度は熱め。ぜひ、野中温泉には冬にも行ってほしいですね。極寒と熱い湯の絶妙なバランスがクセになります。お試しあれ!

 

天気急変!?真っ白な世界で旅を締める。

雨予報だった阿寒町。でも蓋を開けてみれば青空の見える絶好のアウトドア日和となったこの日。旅の最後をどこで締めようかと考えた私は、夕日が最も美しく見えると思う場所へと向かいました。

その場所の名前は「双岳台」
名前の通り、二つの山を見渡せる場所。雄阿寒岳と雌阿寒岳の両方の山を後ろに太陽が沈んでいく絶景を見ることができます。



以前にこのように、山の輪郭がはっきりと映ったシルエットと夕焼け空の絶景風景を眺めたことがあったのでこれを期待して双岳台へと向かいました。
そして到着。

嘘だろ〜〜〜!!

 

真っ白!
影とか太陽とかそんなレベルの話じゃない!まさかのここに来て天気予報の的中。濃霧&雨という最悪コンビのお出ましです。霧もかなりひどい。まるでハリーポッターの”禁じられた森”の雰囲気でした。

 

それでもカメラで写真を撮っている中であることに気が付きます。

「本格SUVは雨でもカッコええ…」

そう。雨でもかっこいいんです。もはや雨だからかっこいい。厳しい自然の中でも走られるクルマだからこそ、雨や濃霧がとても似合うと気が付きました。

今回の旅の中でもっとも“ランクルらしい”力強さの表れた写真を撮れたと思います。悪天候が似合うクルマはなかなかそうそういません。

これはこれである意味とてもいい旅の締めになりました。

 

結局、ランドクルーザー プラドはどうなのよ?

丸一日、ランドクルーザー プラドに乗って阿寒湖周辺を旅してきました。本格SUVというジャンルのクルマでドライブは初めて。この大きなサイズ感のクルマに乗るのも初。初めて尽くしのランクル旅で感じた感想をまとめていきたいと思います!

①衝撃の運転のしやすさ

クルマと自分とのサイズ感の差に正直初めはビビりまくっていましたが。やはり現代のクルマはすごい。いつでも誰でも乗りやすいように工夫されているんだなと感じました。

トルクが大きいクルマだからと言ってアクセルはキツくなく滑らか。ブレーキだって同じです。普段乗るクルマと近いフィーリング。だから乗りやすいと感じるのかもしれません。

強いていうならば、この「大きな車幅と長さ」の感覚を掴むまでには少し時間が必要かもしれません。私は駐車の時に車幅と長さの感覚が掴めず、何度か切り返して止めました。(自分が下手なだけかもしれんですが…)


②乗り心地は高級車並み

とにかく私はこのクルマのギャップというものに惚れているらしい。ゴリゴリでイカつい人が実はめっちゃ優しくてキュンとするあれと同じ感覚なのか!(知らんけど)

オフロードを走り抜ける走破力をもつクルマとは思えないほど、車内は静かでそして乗り心地が抜群。
特に遮音性には驚きました。ディーゼルエンジン独特のエンジン音が車内にはほとんど聞こえてきません。走り出してもタイヤの接地音や風をきる音なども響きません。遮音性能はトップクラスだと思います。

 

③申し分ないラゲージスペース

これは語るまでもないのかもしれませんが、このクルマに「荷物入るかな?」という心配は不要でしょう。安心感が違います。
2列目シートも倒すことができ、ラゲージルームから2列目シートまでフルフラットにすることも可能。カタログによると「ゴルフバッグが4本入る」んだとか。



とにかく、「荷物がいっぱい載る」という以外の全てイメージをひっくり返された。そんな試乗旅になりました。
恐ろしくパワーや走破力はあるのに、静かで快適。そして運転がしやすい。どこをとってもツッコミどころの無い素晴らしいクルマでした。

 

そりゃみんな選ぶわな…納得です。
北海道ライフには最高の1台なのではないでしょうか?

気になった方!まずは一度ぜひ、試乗してみてくださいね!

 

【ランドクルーザー プラドHP】
https://toyota.jp/landcruiserprado/

 

【釧路トヨタ試乗予約ページ】
https://www.kushirotoyota.jp/testdrive/

 

 

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