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【移住の話】ここに住んでいる人たちが好き。本別町で探す自分の生きる道 @小池瑞希さん

2022.7.6

こんにちは!

音更町地域おこし協力隊の高山です。

今回は本別町で地域おこし協力隊として活躍する小池 瑞希(こいけ みづき)さんに取材してきました!

 

高山

私と年齢も近い瑞希さん。 十勝に移住してきて地域おこし協力隊として活動するという共通点があるので、お話しできるのが楽しみです

新しい生活を求めて東京から本別町へ移住!

集合場所は『道の駅 ステラ★ほんべつ』。

1909年に開通して約100年間、地域交通の役割を果たしてくれた旧ふるさと銀河線の本別駅を使用して建てられています。

本別町の特産である豆もたくさんの種類が販売されていました。

ここで瑞希さんが明るい笑顔で出迎えてくれました!

 

瑞希さん

こんにちは! 今日はよろしくお願いします♪

高山

お久しぶりです! 今日はよろしくお願いします。

瑞希さんとはイベントや地域おこし協力隊の研修で何回か会ったことがありましたが、ゆっくりお話しするのは今回が初めて。早速『道の駅 ステラ★ほんべつ』から敷地内にある旧本別駅の中に移動してお話をお伺いします。

 

高山

さすが100年以上経っている駅。古き良き時代を感じます!

 

高山

それでは瑞希さんの自己紹介をお願いします!

 

瑞希さん

はい!出身は宮城県仙台市で大学進学を機に埼玉県へ行き、そのまま東京で食品関係の仕事に就職しました。仕事にやりがいも感じていたのですが、東京の生活に息苦しさを感じるようになってしまい東京を離れたいなと思うようになりました。

高山

東京のどんなところに息苦しさを感じましたか?

瑞希さん

忙しい感じですかね。 東京で生活しているとどんどん人としての心が無くなってしまっているなと感じました。 例えば人身事故があった時に人が亡くなっているのに「電車が遅れちゃう」と思ってしまったりと。そんなことを考えてしまう自分が嫌だなと思ったんです。

高山

なるほど。 それで移住したいなと思うようになったんですね。 でもなぜ十勝を選んだのですか?

 

瑞希さん

1番のきっかけは帯広でケバブの移動販売をしている樽美 豪哉(たるみ としや)さんに出会ったことです!東京のイベントで出会いしばらく遠距離恋愛をしていたけど、私も十勝に一緒に住みたいなと思って。 十勝で仕事を探している時に地域おこし協力隊の存在を初めて知りました。

幸せそうな笑顔を浮かべる樽美さんと瑞希さん。

 

高山

すごい!愛の力ですね! 彼氏さんと一緒にケバブの移動販売をするのではなくて、地域おこし協力隊を選んだのはどうしてですか?

瑞希さん

せっかく十勝で働くなら自分の好きなことをしたかったし、彼とは違うコミュニティを自分で作りたかったんです。 民間の企業に就職するのも考えましたが、地域おこし協力隊の面接に本別に来たときに役場の方が凄く歓迎してくれて、そのアットホームな雰囲気が凄くいいなと思って本別町の地域おこし協力隊になろうと決めました。

瑞希さん

それと初めて本別に来たときに直感的に“ここに住みたい!”と思ったのもきっかけのひとつです。空の広さや食材が豊かなところなども気に入りました♪

瑞希さんと一緒に活動する地域おこし協力の仲間たち。

 

高山

本別の町が気に入って移住を決めたんですね!

瑞希さん

はい! 食べ物も美味しいし、人も優しくて大好きです。 これからも本別町で何か新しいことをできたらいいなと思っています♪

特産物を生かして本別の魅力を発信!

ここからは場所を移動して、瑞希さんのオススメの絶景スポット、光星台公園に連れて行ってもらいました。

 

高山

わあ!すごい綺麗! 高い場所だから空気が澄んで気持ちがいいし、畑が見渡せるのはいいですね!

 

瑞希さん

ここ穴場スポットなんです! 私もリフレッシュしたい時などによく来ています。

高山

ここにいるだけで心が落ち着きます♪ では、取材に戻らせていただきますね!旧本別駅では移住した理由を聞かせてもらったので、次は地域おこし協力隊での活動について教えてください!

瑞希さん

主な活動内容はSNSで本別の魅力を発信したり、管理栄養士の資格を生かして豆を使ったオリジナルのレシピを開発しています。 他にも、本別在住の女性で「ミナイコル」というユニットを組み『H.S.CafeCafe』さんを間借りしてカフェをさせていただいたりと、料理を通して本別町の魅力を発信しています!

ミナイコルはアイヌ語でミナ(笑顔)とイコル(宝)という意味。

メンバーの田所優花さん(左)、サマラ・クックさん(右から2番目)は瑞希さんと同じく本別に移住してきた女性です。

間借りカフェで提供された「車麹フライ〜トマトソース添え〜 ¥ 1,500」。本別の豆を使用した豆3種のマリネや黒豆のゴロゴロごはん、ヤーコン、菊芋、アピオスのほっこり揚げなど本別産の食材がふんだんに使用されています。

 

高山

本別は豆が有名ですよね。 道の駅にもたくさんの種類の豆が売っていてびっくりしました!

瑞希さん

そうなんです! 本別は日本一の豆の町といわれているので、たくさんの種類があります。 ちなみに本別のマスコットキャラクターの元気くんも豆をモチーフにしているんですよ。

高山

町の至る所にいる元気くん。 シンプルだけど存在感あってとても可愛いです♪

旧本別駅前の横断歩道にも元気くんがちょこんと座っています。

『道の駅 ステラ★ほんべつ』中に100円でできるピンバッチのガチャガチャもあります!

 

高山

瑞希さんとお話ししていると本当に本別が好きなんだなあとひしひし伝わってきました。最後にこれから本別でしたいことを教えてください!

瑞希さん

これからも学生や農家さんなどとコラボしたり、オリジナルメニューを考案したりと本別の豆の魅力を伝えていきたいです。 また、本別の豆だけでなく十勝ならではの食の魅力を本州にも伝えられたらいいなと思っています! 地域おこし協力隊を卒業した後は、OBとして現役の地域おこし協力隊を支えられるような活動もしたいです。

高山

瑞希さんのこれからの活動に注目ですね♪ 今日は本当にありがとうございました! 同世代の地域おこし協力隊としてこれからも仲良くしてくれたら嬉しいです♪

最後に一緒に記念撮影しました。

自分のやりたいことに真っ直ぐで、笑顔がとても素敵な瑞希さん。お話しするだけでとても元気をもらえました!

音更町地域おこし協力隊&本別町地域おこし協力隊で何かコラボできたらいいなと思っています♪


《取材した場所》道の駅 ステラ★ほんべつ

住所 中川郡本別町北3丁目1-1
電話 0156-22-5819
営業時間 9:00〜18:00(4月末〜10月)、9:00〜17:00(11月〜4月)、10:00〜14:00(1月2日、3日)
休館日 年末年始(12月30日13:00〜1月1日)


撮影協力:Sayaka

1996年生まれ。北海道十勝在住。ポートレートを中心に広告、レストランのメニュー撮影、企業撮影などを撮影。また、最近は動画撮影や映像制作にも精力的に取り組んでいる。

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