こんにちは。DO-Life特派員マウラです。
占星術の世界では2020年年末から2021年にかけて新しく「風の時代」に入ったと言われています。風の時代は今までの「土(地)の時代」のようにお金など物質的価値ではなく情報や教養、コミュニケーションなど目に見えないものの価値が高まると言われていて、スピリチュアル的なことも人々が受け入れやすくなっていくそう。
マウラもその流れに乗った一人。タロットやオラクルカードなどのリーディングができるようになったので今回はタロットカードリーディング歴30年の方と「カード談義」に花を咲かせたいと思います。
カードはインスピレーションの引き出しを開ける鍵。
お相手は鑑定実績14,000件を越える『DaiK(ダイケイ)』さん。マウラ運営のイベントで数年前に知り合いました。
お会いすると優しい口調でお話ししてくださり、今回の対談も快諾いただきました。DaiKさんなら今までの「占いってなんか怖い」というイメージも払拭できるのでは、と思ってお願いしました。
この日は個人鑑定があるということで会場となる場でお話を聞くことに。以前『モザイクランプ』の取材でも訪れた「ブリエ」さんでも鑑定をされているそうです。
ワタシも最近カードリーディングを始めました。ワタシはスピリチュアルな能力はないので「降りてくる」というよりは「心理学」や「想像力」「言語力」でリーディングをするタイプなのですがDaiさんはどんなタイプのテラーなんですか?
スピリチュアルの部分はご相談者さんに説明ができなくなるのであえてそこは使わないようにしています。私も心理学的なことと統計を用いてリーディングしています。
Daiさんはいつくらいからカードリーディングをされているんですか?
きっかけは高校生でした。30年以上前になります。イベントとして「占い」を企画したんですけど、当時雑誌とかについていたタロットで占ったら「当たる」と評判になりました。 その後ラジオ番組にタロット占いの企画を持ち込んだら採用されて半年ほど占いコーナーを担当していました。
それ以降ずっと占いを仕事にされていたんですか?
いえいえ。東京の専門学校進学のためにラジオの占いも終了し、学生の時は学業と並行して細々とやっていました。
7年前に十勝に戻ってきたのですがその時はサラリーマンとして働いていました。
たまたま出会った人と話が合って、会話の中で「タロット占いができる」ということを話したらその人が運営している場でやらないか、という話になり。そこの「管理人」兼「アクセサリー製作販売」兼「占い」をやり始めました。
さすが「風の時代」で、ワタシがリーディングを始めたのと同じくして友人4名がカードを揃え始めて、最近ではみんなそれぞれのカードを持ち寄ってリーディングパーティーをしています(笑)。
ひと昔前はタロットなどのカードは神格化されていてヘタに扱ってはいけない、バチが当たる!!なんて言われていて、そういう事も占いとかカードリーディングへの恐怖を煽ってるな、と感じましたがこうして気軽に触れているとカードって前向きに生きるためのヒントをくれるツールなんだということがよくわかります。
Daiさんにとってカードリーディングってどんな事ですか?
インスピレーションの引き出しを開ける「鍵」のようなものです。ご相談者さんが気づいていなかったキーワードが出てきてそれを元にアドバイスをしたり。
人を泣かせたり「あなたはこうなるよ」と怖いことを伝えるだけの占いには疑問を感じていて、「悩み相談」や「誰にも聞かれたくない秘密の共有」また、「運の良し悪しを知るための指針」として占いをもっと気軽に活用してほしいと思っています。
ワタシは人の表層を知るのに「タロット」、深層を知るのに「オラクル」、それらを引いたあとでもう少し具体的なことを知りたい時とか運気の流れや時系列を知りたい時に「ルノルマン 」など、カードを使い分けますがDaiさんはタロットメインですか?
イベントなどでは時間が短いこともあるのでタロットメインですね。個人鑑定などで深掘りする際にはイーチンカードやルーンも使います。
ルーンは石に記号が書かれているものですね。ワタシもカードタイプのものをポチっとして今到着待ちです(笑)。イーチンって易占いですよね。あの棒のやつ。難しそう!!
易はタロットなど「インスピレーション」を元にするのとは違い、取り出した棒の本数の偶然性、つまり統計学で占います。
Daiさんは同じタロットでも数種類使い分けていらっしゃいますよね?
絵柄が怖い、と思われるものもあるので数種類用意してお客様にどれで占うか選んでもらっています。
↓オーソドックスでよく使われているウェイト版と言われているもの。多くのタロットはこのカードを元にアレンジされています。
↓アクエリアン・タロット
↓ニコレッタ・チェッコリ・タロット
↓ご自身が手掛けられたオリジナルタロット
同じタロットでも絵柄で受け取るインスピレーションが変わってくるので使い分けも納得です。
読者の皆さんにお伝えしたいこと、ありますか?
とにかく占いって怖くないですよ、ということを知っていただきたいですね。まずはお問い合わせいただいたり、イベントの時などは影から様子を伺ってみたり。「占い」というものに近寄ってみてほしいです。怖がらせるようなことは絶対無いです。
では最後に。車は何に乗ってますか?
三菱のEKワゴンに乗っています。母から譲り受けたんですけどEKワゴンで日本中周りました(笑)
今回はなんだかディープな世界をお届けしてしまいましたが、興味を持っている潜在人口はとても多いはず!!
厳密にいうとマウラがやっている直感を元にしたカードリーディングは、統計学である「占い」とは似て非なるもの。でも、「良い方向に持っていく」「自分が望む方向に持っていく」というゴールはDaiさんのやっている占いと同じで、多くの人が活用して明るい世界になれば良いなと思っています。
Daiさんは「ブリエ」さんの他、「生涯学習センタートルク」「岡書」「藤丸」など様々なイベントに出没しています。
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『工房ダイケイ・タロット占いDaiK』
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TEL 070-5613-1127
メール dai_k@yahoo.co.jp