道東をもっと楽しむ Do-Life

MENU

編み物初めてでも大丈夫!!早くて簡単な編み物ワーク。こりすのお庭@帯広市

2020.10.27

こんにちは。DO-Life特派員マウラです。

 

マウラ

先日「わたしはひつじ」さんで紡がせていただいた毛糸で名刺ケースを作りたいと思います!!楽しみ!!!そして編めるのか不安!!!

編み物初心者さんも、編み物苦手さんも大丈夫!!無理目なところは甘えてみよう。

今回編み物を教えていただいたのは主に帯広市内で個別レッスンをしている『こりすのお庭』さん。

だいたい毎週土曜日は「ものづくりカフェMISIN&EATS」さんに滞在してご自分の編み物をしたり希望者がいれば編み物を教えたり。

赤ちゃん連れのママさんも教わりにきます。

 

こりすさん

編み物は全くやったことないですか?

マウラ

棒針編みは小学生の時にやっていたけど、かぎ針編みはわけわからないのでやったことないです。

何を隠そうマウラ、小学1年生からマフラー(的なもの)を編み、小六の冬休みにセーターを編み上げて灰になった、という経験の持ち主。それから30年以上、編み針を触ったことがありません。

 

こりすさん

名刺ケースを作りたい、との事なので簡単に早く編むにはかぎ針編みがおすすめです。

マウラ

不安しかない(´-`).。oO

今のは針のボディにカバーみたいのがついてるんですね。ワタシが知ってるのは全身銀色か銅色のやつ。

 

こりすさん

持ち方はペンを持つように。今の針はちゃんと指に沿う形になっているので持ちやすいと思います。

まずは基本の「左手、糸の持ち方」から教わります。

 

こりすさん

人差し指に引っ掛けて親指と中指でつまみます。

やってみます。

緊張感で力が入って人差し指がピーーーーーン!!!

 

マウラ

なんか違う(´-`).。oO

作品の土台となる作り目の編み方を教えてもらいます。さすが先生のはキレイ。

言われるがままやってみます。

 

マウラ

ぐちゃぐちゃ笑!!

作り目ができたらいよいよ編んでいきます。様々な編み方がある中、今回は早く簡単にできて、それでいて穴も大きく開かない「長編み」にしました。

一段目を編んでいる時はマウラの口からは「わからない」「できない」「やりにくい」と文句しか出てきません笑。それでもこりすさんが

 

こりすさん

一段目が一番大変で難しくてみなさんここで挫折するの。ここを越えたら簡単だから大丈夫!!

と励まし続けてくれてその言葉を頼りになんとか一段目完成。いや。違うな。すぐに助け舟を求めて、難しいところはやってもらいながらなんとか一段目完成。意地はって自分でやって嫌になるより、甘えて楽しくやりたい派(←都合の良い言い訳)。

こりすさんの言葉通り、その後は針を入れるべき場所もわかりやすくなり、そして慣れも手伝って、最初は猫背で必死だったのに30分もたつと、踏ん反り返っておしゃべりをしながらでも編めるようになっていました笑。

 

マウラ

棒針の時は針が外れやすかったり、外れてしまえば目もたくさんあって拾っていくのが大変だったけど、かぎ針って針が外れる心配もないし外れても穴が一個だけだからリカバリーもしやすい!!これなら自宅とかでもできそう!!

約1時間ほどで名刺が入るくらいの大きさまで編めました!!

 

マウラ

思っていたより早く編めた!!そして楽しかった!!網目は均一じゃないけど模様が可愛い!!

ボタンを選びます。無駄にボタンが好きでコートやブラウスについてくる予備の物を集めていました。初めて役に立ちました。

数あるボタンの中で選ばれたのは、、、

落ち着いた大きめの茶色いボタン。乗せてみました。

 

マウラ

どんどん立体的になってきて可愛い!!!

ボタンループもそのまま編みます。

 

マウラ

ループって後付けするんだと思ってた!!一体型で編めちゃうんだ?!

こりすさん

編み物って本当になんでもできちゃうんです。そこが編み物の楽しいところ。

横っちょは裁縫針のようなもので閉じて袋状にしていきます。

 

マウラ

毛糸ってぐちゃぐちゃに縫っていってもバレない笑!!

完成間近。

ボタンを縫いつけて完成です!!!!トータル1.5時間程度でできました!!!

 

こりすさん

可愛い!!まさに「ほっこり」って感じの仕上がりだねー。

マウラ

今まで「ほっこり」って意味わかんない、って思ってたけど、ほんと「ほっこりー」笑。肌触りも抜群!!

このあとはずっと余った毛糸で何を編もうか、と考えていました。

忙しい人のために「素敵なものを簡単に早く安く」編めるがモットー。

こりすさんにお話を伺いました。

 

マウラ

編み物を始めたきっかけはなんだったんですか?

こりすさん

小3から親に教わって、始めはマフラーとかまっすぐな物を編んでいました。1本の糸が1本の棒で様々な形になるのが楽しくてハマりましたね。男性でいえば機械を分解していく、みたいな。編み図を解き明かしていくのも設計みたいで楽しかったんです。

マウラ

編み物って実は理数系ですよね。

 

こりすさん

ヨーロッパの方では編み物って割と男性の仕事だったりします。

マウラ

編み物できる男性、超素敵!!!惚れる!!
こりすさんが教える際に気をつけてることってありますか?

こりすさん

私のモットーは「素敵なものを簡単に早く安く仕上げる」ことです。忙しい働く女性でも気軽に編めるように、そんなコツをお伝えしてニットの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思っています。

マウラ

ほんと。難しいといや!!!ってやめちゃいますけど、思っていたより簡単で早くてまた編みたいなって思いました。

 

こりすさん

これからはどんな時代になるかわからないですよね。マスク不足の際もそうでしたが普段裁縫をやらない人がマスク作りを始めました。必要なものがなければ自分で作ってみる、という意欲が大切になると思います。それが上手じゃなくてもいいんです。

マウラ

ところでこりすさん。車は何に乗られていますか?

こりすさん

スズキのスペーシアに乗っています。買った頃は子供達が小さかったので振り向いた時に手が届きやすかったのと会話もしやすいと感じました。運転席の視界が広かったのも良かったですね。

現代はなんでも安く簡単に手に入ってしまうから作ることのハードルが高くなります。「手作りのプレゼントは重い」なんて言われはじめて手作りというものの株が下がって益々遠ざかって。
でも昔の人はみんな手作り。そこには優しさや愛情が詰まっていたはず。「手作りは重い」のイメージは安直で寂しい感情だな、と気づきました。

「わたしはひつじ」さん、「こりすのお庭」さんと2回に渡ってニットの楽しみ方をご紹介してきましたがいかがでしたか?体も心も暖かくなるニットマジックで十勝の長い冬を楽しく過ごしてみませんか?

 

マウラ

『こりすのお庭』さんは工房を構えていません。毎週土曜日には「ものづくりカフェMISIN&EATS」さんに在中していますので、教えてもらいたい人はご予約がおすすめです。また出張ワークなどもお気軽に問い合わせてみてくださいね。


こりすのお庭

お問い合わせEメール korisu.oniwa@gmail.com

この記事もおすすめ