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コレクションだけでも楽しい!100年近く前のアンティーク着物を『てふてふ』さんで試着してきました。

2019.12.11

こんにちは! DO-Life特派員のマウラです。

 

マウラ

着物大好き!!!

という事で、今回は帯広市内にある『アンティーク着物てふてふ』さんで様々な着物を試着、という「楽しい」しかない取材!!

今回ご一緒してくれる「お供(トモ)ダチ」は、同じく着物大好きな杉田さん

杉田さんは数年前より「アンティーク着物」をコレクションしていて、てふてふさんの常連でもあります。

 

杉田サン

着物は10着くらいあります!!今日も楽しみ!!

アンティーク着物を試着してみる。

こちらは店主のかよこさん。

どんな個性的なアンティーク着物もサラっと着こなす美人店主です。

 

マウラ

「アンティーク着物」の定義って何ですかね? ただ「古い」ってだけでもないですよね。

かよこさん

アンティーク着物とは、昭和初期までに流通した着物です。現代で手に入りやすいのは大正時代以降のものですね。発色の良さと個性的な柄が特徴です。主に街着とかおしゃれ着など、今でいう「普段着」レベルの着物が多いです。

例えば、「アンティーク着物」で割と代表的なのが、こんな感じの鮮やかな紫色やピンク色のものだったり(↓杉田サン私物※てふてふさんで購入。う、美しい。。。)、

銘仙と言われている生地を使った個性的な柄(↓マウラ私物※てふてふさんで購入。ま、眉毛犬みたいな顔)が多いです。

今アンティーク着物はその色柄が人気で空前のブームとも言われており、フリマアプリなどでも多数出品されています。

ではいよいよ試着。。。ですが。100年近くも前のアンティーク着物は、布自体が経年で擦れているためとっても繊細。売り物の試着はリスキーなのでかよこさんの私物をお借りすることに。

はじめに二人とも、縦縞(たてじま)のを着てみました。

杉田サンは紺色の縦縞。

マウラはエンジ色の縦縞にしました。着物初心者さんは縦縞を選ぶとスタイリッシュ且つ、悪目立ちしないので着やすいのではないかと思います。

↓大人っぽい中にもサーモンオレンジの帯が可愛い。着物って一見「ド派手」とか洋服ではありえない色柄の組み合わせでも馴染むのが不思議だし、それが魅力的なのです。

↓真浦の完成はこちら。

今回は中にボータイブラウスを着て、下はアコーディオンプリーツのスカートを履いています。

普段着使いのストールを羽織ればまた違った表情になります。

ほかにもタートルネックやハイヒールなど、洋服と組み合わせて着るのも、最近の着物愛好家の流行り。これからの季節は防寒にもなるし、丈の短い昔の着物もこんな感じでファッショナブルに着ることができるのです。

では続きましては柄物。杉田さんはブルー系の着物を選びました。

これに合わせた帯もまた可愛くて、、、

オモテと、、、

ウラ。柄が違うのです。

和装って割とこういった「見えるか見えないか」な部分のこだわりがすごくて、昔の人は本当におしゃれだったんだなあ、と古(いにしえ)の人と心をちょっと通わせることもできます。

後ろ姿はこんな感じ。華やかで可愛い!!

で、マウラはというと。。。

今度は赤紫っぽいカラーの着物に黒やらピンクやら紫のド派手帯を合わせました。

初公開↓

「マウラが着物を着てるとこ」(全然貴重ではないけど)。

ファーの襟巻きは着物とも相性抜群。冬って開いてる首元がほんと寒いのですが、襟巻きがあるだけで随分暖かいです。後ろはこんな感じ。

ド派手な帯も馴染んじゃう不思議。実はこの帯、縁起の良い柄がいくつも描かれていて、何だか気分が上がります。

 

マウラ

着るもので験担ぎ。素敵な時代だったんだなあ。

真打ち登場。かよこさんが着物コーディネートをしたならば。

店主であるかよこさんにも着物のコーディネートをお願いしました。

 

かよこさん

私この柄好きなのよー。

と合わせていただいのがこちらのコーディネート。

 

マウラ

個性的な柄と発色の良い赤が可愛い!!

アンティーク着物って現代柄のようにサイケなものもあるんですよね。どうしてこんなに素敵なファッションが衰退してしまったんだろう。。。(おそらく全ては着る手間であろう、と。。。)

そしてもう一つ。

 

かよこさん

これからの季節に重宝する羽織を使ったコーディネートもしてみましょうか。

とサクサクっとトルソーに着せたのがこちら。

 

普段着着物の王道「絣(かすり)」と言われる柄の着物に、ピンクの羽織。半襟にストライプを持ってくるあたり、さすがです。上品なのに若々しさもあって、着物入門編にはもってこいのコーディネートです!!

トヨタカローラフィールダーは16年故障なし。

ここでかよこさんと着物談義。

 

杉田サン

どうして着物屋さんをやろうと思ったんですか?

かよこさん

もともと着物が好きだったということではなく、神戸の骨董屋さんで見たアンティーク着物と帯の色柄に一目惚れしたんです。それから趣味で着物を集めはじめて、100枚くらい集めました。

マウラ

100枚!!!それでお店を?

かよこさん

そうですね。夫の後押しもあってお店でもやってみようかな、と。着付けもお店を始めるくらいの時に覚えました。

マウラ

突然ですがかよこさん。車は何に乗っていますか?

かよこさん

フィールダーに乗ってますよ。本当は赤のボルボに乗りたかったんですけど、買えなくて似たようなフィールダーに笑。

マウラ

(うわ。またトヨタ車だ。ヤラセ疑惑持たれそう。。。)どのくらい乗られてますか?

かよこさん

16年乗ってますよ。故障知らずです!!さすが!!

年末年始。綺麗なアンティーク着物で過ごしませんか?

ワタシもはじめはそうでしたが、着物って「着付けが難しそう」とか「どんな着物を着ていいかわからない」で、着たくても躊躇してしまいますよね。かよこさんのようにはじめは「色柄が綺麗だから」みたいな理由でコレクションしてみてはいかがでしょう。てふてふさんには数千円から購入できるものも多数あります。

なお、取材時にはなかった銀座からの新作も入荷したとの連絡がありました。
↓こちら。12月11日お披露目です。美しい!!

ワタシも早速見に行ってきます!!

今はyou tubeなどで簡単な着付けの方法もわかりやすく教えてくれていますし、これから年末年始のお出かけにアンティーク着物はぴったり。ワタシや周りの人たちの経験から1日に5回練習すれば着られるようになります。

少しだけ敷居の低いアンティーク着物で、和装ライフはじめてみませんか?


アンティーク着物てふてふ

住所 北海道帯広市西14条南29丁目3-2

営業時間 11:00-17:00(不定休/ご予約制。ご連絡あれば対応可能です。)
電話 090-1524-1133
フェイスブックページ アンティーク着物 てふてふ


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