道東をもっと楽しむ Do-Life

MENU

鶴居村の『温根内木道』は子どもと楽しめる意外なお出かけスポットだった!木道散策編

2019.10.3

こんにちは!クレイン鳥取大通店の池内です。

今回は観光クリエイターの原田 香苗さんと共に、子どもと楽しめるお出かけスポット『温根内木道』へ出かけてきました。

前回は木道入り口脇にある『温根内ビジターセンター』内で、子どもと楽しみながら湿原の自然について学びましたが、今回はいよいよ温根内木道へ足を踏み入れます!

温根内ビジターセンターの様子はこちらをチェック!

温根内木道に行く前に伝言板をチェック!

さて、いよいよ木道へ出発…と思ったら、館内にこんなものを発見!

温根内ビジターセンター内の木道情報

これは温根内木道の地図なのですが、ホワイトボードになっていて、利用者が自由に書き込めるようになっています。

温根内ビジターセンター内の木道情報

こんな感じで、利用者が実際に見た動植物の様子などが書き込まれているので、出発前にぜひチェックしてみてくださいね。

木道散策開始!

伝言板で情報をゲットした私たちは、早速木道へ。温根内ビジターセンターから直接入ることができます。

こちらの木道は一部バリアフリーになっているため、車椅子でも通行できるほど広く、また足元もあまりボコボコしていません。そのため子どもも安心して歩けます。

ただ、やっぱり1歳の子どもは、もし落ちてしまったらという不安があったので、終始抱っこでした。ごめんね…

温根内木道散策の様子

一方、うちの子はずっとテンション高め! 分岐や動植物の説明看板にも興味津々です。

温根内木道散策の様子

温根内木道散策の様子

年齢的には4歳以上くらいのお子さんだと、一人でも安心して歩けそうです。

木道の途中にはところどころに休憩スペースがあるので、疲れたら休憩しながら歩いてくださいね。ちなみに私たちは休憩を挟まず歩けました。

休憩スペースの脇には湿原の動植物に関する情報板があります。うちの子はこれを見ながら花や動物のイラストに興味を持っていました。

ここで、原田さんに気になる質問を。

池内

温根内木道の魅力ってどういうところだと思いますか?

原田

子どもを連れて歩くという意味では、小さいこどもも余裕を持って歩けるくらい幅が広いことですね。実は私も子どもが小さい頃、一緒に何度もここを訪れました。しっかり歩けますし、泣いても迷惑にならないですし(笑)。

池内

そうなんですか!

原田

そういうこともあって、今回こちらをオススメしました。あと、所々に番号が振ってあるんです。これを見つけながら散策すると、探検しているみたいに湿原が楽しめますよ。

温根内木道の番号

確かに、子どもってこういうの探すの好きですよね。

あと実はこの番号、冒頭でご紹介した伝言板に対応しています。

温根内ビジターセンター内の木道情報

出発前に情報を確認して、「この番号のところにシマエナガがいるかも!? 」とかいいながら歩いていったら楽しそう。

池内子

あ! 花だ!

温根内木道の脇に咲く花

原田

そうそう、あと木道は色んな花が咲いているんです。これはやっぱり木道じゃないとわからない湿原の魅力だと思います。女の子はそれを探すのも楽しいかもしれないですね。

確かに、こんな小さい花は実際に湿原の中を歩いてみないとわからないですよね。こういう、自然の中の小さな発見が楽しめるのも、温根内木道ならではかも。

他にもキノコやキレイな植物にも出会いました。季節によって見られる動植物が変わりますので、ぜひ皆さんもその時期の風景を楽しんでくださいね。

ついに動物に遭遇!

あるき続けること20分ほど。ふと遠くを見ると…ん? あれは…

原田

あ! あれシカですよ!

池内子

え! どこどこ!

温根内木道の様子

わかりますか? 赤丸の中、シカです!

ドライブ中に出会ったら厄介なやつですが、ここでは大人気! みんな大興奮で「どこどこ」と探しまくります!

改めて自分が大自然の中にいるんだなというのを感じさせてくれる出来事でした。

また木道の途中には、こんなものも発見。

温根内木道散策の様子

木道にはこんな掲示が。

温根内木道散策の様子

エゾタヌキのフン!!

温根内ビジターセンター内の木道情報

これですね! 伝言板通りだ。

ということは、タイミングが良ければこのへんでシマエナガが見られるかもしれなかったんですね…今回は残念ながら見れませんでしたが、時期が合えばぜひ探してみてくださいね。

あとは、姿を見ることはできませんでしたが、キツツキが木を突くような音も聞こえました。その時もみんな大はしゃぎ。

原田

…この音、キツツキじゃないですか!?

池内

え!? キツツキ!?

池内子

キツツキどこどこ!?

姿が見えなかったので、キツツキかどうかも定かじゃないですが、音でこんなに楽しめるのは、大自然ならではかも。

他にもカタツムリの子ども? のようなものを見つけて大はしゃぎしたり、目の前の木道をミンクが通り過ぎる姿を見て大興奮したりと、終始楽しい旅になりました。

鶴居村の『温根内木道』は子どもと楽しめる意外なお出かけスポットだった!木道散策編

釧路に長く住んでいますが、釧路湿原がこんなに楽しめるものとは思っていませんでした。3歳までのお子さんの場合はしっかりと手をつなぐ、または抱っこしてあげるのがいいと思いますが、それ以上なら一緒に楽しく散策できると思います。

温根内木道は年中利用できますが、降雪状況によっては封鎖される可能性があります。ぜひ雪が降る前に、お子さんと湿原散策の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?


<今回訪れた場所>

温根内木道
住所:〒085-1145 阿寒郡鶴居村温根内
所要時間:1周約1時間(バリアフリー木道のみの場合は約40分)
※温根内ビジターセンター脇に起点があります。

 

<温根内木道>★3つで判定!釧路トヨタ社員の評価はこちら!

 子どもと楽しめる  ★★★(大興奮です!)
 駐車場の大きさ  ★★★
 動植物の種類  ★★★(四季折々いろいろな動植物が見られます)
 休憩場所  ★★★(木道に複数あり)
 トイレ  ★(温根内ビジターセンター内。休館日は使えません)
 安全に遊べる  ★★(3歳までは気を付けて見てあげて)

 

池内

佐藤さんはお子さんを抱っこしながらだったのでちょっと大変そうでした。木道の幅は広くて、足元もボコボコしていないので安心して歩けます!

この記事もおすすめ