こんにちは。DO-Lifeライターの田中です。
今回紹介するのはガレットとクレープ、焼き菓子が楽しめる『山眠る 菓子とガレット』です。



本格的なガレットが楽しめるお店が幕別町にオープンしたと話題になっていたので、取材できるのがとても楽しみです。
始まりはオリジナル珈琲の販売から
今回取材させていただいたのは店主の飯嶋太朗(もとあき)さん。

お店の運営だけではなく、イラストレーターや商品開発などを手掛ける『Waft product(ワフトプロダクト)』としても活動しています。

『Waft product』の活動を始めたきっかけを教えてください。

元々は洋菓子会社で商品開発の仕事を行っていました。退職後も仕事で培ったノウハウを生かした活動をしたいと思い、趣味で描いていたイラストを用いてオリジナルブレンドの珈琲を発売したのが活動の始まりです。


オリジナル珈琲を開発したところから活動が始まったのですね。商品開発の仕事から、なぜガレット専門店をオープンすることになったのですか?

商品プロデュースの仕事をしながら、札幌のガレット店で4年〜5年ほど働いていました。そろそろ自分のお店を持ちたいなと思った時に、幕別町地域おこし協力隊の方から「空き店舗があるから見てみないか」とご連絡をいただいたのがきっかけです。

実際に空き店舗を見てみると、広くて素敵だったので契約を決めました。内装工事やメニュー開発を含め、オープンまで準備に約1年ほどかかりましたね。



全体的な色のトーンが統一された、落ち着く空間です。

とても素敵な店内ですが、内装やインテリアなどのこだわりポイントはありますか?

居心地がよく落ち着けるお店にしたかったので、スタイリッシュというよりは温かみのある空間にすることを意識しました。

妻が「天井は吹き抜けの方が開放感があっていいのではないか」とアイデアをくれたので、元々あった和室を取り壊して吹き抜けにしました。



吹き抜けがあることで店内全体が明るく、広く感じます。家具もアンティーク調で素敵ですよね。


この椅子は、リユースショップに家具を探しに行った時、ちょうど閉店したお店の椅子があると教えてもらい、素敵だったので購入させていただきました。

すごいタイミングですね!お店の雰囲気にとても合っています。

オープンする前は札幌でガレットの修行をしていたとのことですが、いきなり幕別町に移住するということで不安はありませんでしたか?

私は元々帯広市出身なのと、妻も芽室町出身なので、十勝に住むということに抵抗はありませんでした。幕別町は買い物にも困らないし、とても住みやすい町だなと感じています。

幕別町は利便性もよく、自然も豊か。とてもいい町ですよね。
地産地消にこだわりすぎず、旬の食材を生かして


“山眠る”は聞き馴染みのない言葉ですが、どのような意味があるのですか?

冬の山の静けさを表す冬の季語「山眠る」が店名の由来です。雪化粧した冬の山の静けさのように、心落ち着くお店にしたいという思いを込めています。

季語を店名に用いるなんて、とても素敵でおしゃれです。

フードメニューはガレット、クレープを合わせて12種類ほどありますが、それぞれのおすすめメニューを教えてください。

旬の食材を使用した季節のガレットもおすすめですが、一番人気は幕別産のじゃがいもを使用した「マクベツ」です。うらがみミートのボンレスハムと道産卵に香林農園のヤギチーズをトッピングした「シェーヴル」もファンの多いメニューです。

ガレットを美味しく仕上げるためには、鉄板の温度管理が欠かせません。




今回いただいたのは、「シェーヴル 1,100円」
シェーヴルはフランス語でヤギという意味です。

そば粉の風味が引き立つ生地に、ハムの塩味と卵のまろやかさがよく合っていて、とてもバランスのいい美味しさです。さらに、さっぱりとした後味が楽しめるヤギチーズもいいアクセントです。

ガレットもとても美味しかったのですが、クレープも気になります。

クレープは、高温で焼いているためフワッとモチっとした食感が楽しめます。生地の美味しさはもちろん、シナ蜂蜜とレモン、チョコとバルサミコソースなど、素材の組み合わせも楽しんでいただけたらいいなと思います。


ガレットやクレープに使用する食材のこだわりポイントを教えてください。

地産地消にこだわりすぎないことにこだわっています。地元の食材だから無理やり使用するということではなく、産地に関わらず自分が美味しいと思える食材を選んでいます。期間限定のメニューは、基本的にその時に縁のある食材を使用しています。


ガレットもクレープも他では味わえない素敵なメニューが多いですが、これからもメニューが増える可能性はありますか?

新メニューの開発は楽しくて好きなので、これからも増やしていきたいと思っています。

フードメニューの他にも、ここでしか味わえないオリジナルブレンドの珈琲や紅茶も楽しめます。お持ち帰り用もあるので、お土産にもおすすめです。

飯嶋さんのお母様が焙煎を手掛けるオリジナルブレンド珈琲。
深いコクとえぐみの少ない、さっぱりとした味わいがポイントです。

焼き菓子は飯嶋さんの奥様が担当。
通常10種類ほどの焼き菓子が陳列されています。

最後に、飯嶋さんのこれからのビジョンや目標を教えてください。


これからも夫婦二人で頑張り過ぎず、自分の“好き”という気持ちを大切に、細く永く続けていきたいと思っています。また、ソフトテニスのコーチやキャリアコンサルタントの資格も取ったので、楽しいと思える範囲で自分のキャリアを広げていきたいです。
山眠る 菓子とガレット
住所 中川郡幕別町錦町53
営業時間 11:30~18:00
定休日 月曜日 ※冬季営業は定休日が月曜、火曜になります
電話番号 070-2273-1849



































