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自作の石窯で焼く『PIZZERIA(ピッツェリア) 飛行船』のナポリピッツァは、やみつきになる美味しさ!

2019.12.20

こんにちは! DO-Life特派員マウラです。

今回は「ピザ激戦区」となりつつある十勝でも、いち早く石窯でナポリピッツァの提供をスタートさせた人気のお店『PIZZERIA飛行船』さんをご紹介します。『PIZZERIA飛行船』さんの魅力はピッツァの美味しさはもちろんなのですが、その経緯にもあります。

本日はそんなお話をお届けできれば、と…。

食いしん坊二人でやって参りました。本日のお供ダチは

 

杉田サン

杉田です。

いつも取材の時にはマウラ以上にお店の人に色々聞きまくる杉田サン(笑)。助かります。

店内の見えるもののほとんどはオーナーのDIY。それはなんとアレまでも。。。

こちらがオーナーの伊藤さん。

 

マウラ

お店の内装のほとんどを伊藤さんご自身でDIYされたんですよね?

杉田サン

え!!!そうなんですか?!

伊藤さん

はい、そうですね。お店のほとんどはDIYです。

とっても温かいんだけど、洗練された伊藤さんのセンスを感じさせる内装。

実は伊藤さんのDIYは内装のみにとどまらず、実は、、、

奥のあの石窯。それすらも自作してしまったDIYの達人!!

 

マウラ&杉田サン

すごーい!!!石窯って作れるんだ!!!

私たちのピザを作りながら、私たちに質問攻めされる伊藤さん(笑)。

ここらでおとなしくピザの出来上がりを待つことにしました。

5種のチーズを贅沢に使ったチンクエ・フォルマッジオはキングオブ「幸福の食べ物」。

ピッツァが出来上がるまでメニューをチェック。

 

杉田サン

どれもおいしそー!!!

マウラ個人的には「カルツォーネヌテラ」なるデザートピッツァが気になりました。カウンター上の黒板には限定ピッツァも。

私たちがいただくのは↑こちらの「チンクエ・フォルマッジオ」。

 

杉田サン

クアトロ・フォルマッジオは聞いたことあるけど、チンクエ・フォルマッジオは聞いたことない!!気になりますねー!!

ちなみに「クアトロ・フォルマッジオ」は「4種のチーズ」という意味。それが「チンクエ」つまり5種のチーズ、な訳です。

 

マウラ

絶対女子好きなやつーーーー!!!!!

で、運ばれてきた「チンクエ・フォルマッジオ」がこちら!!どどーん!!!

 

マウラ&杉田サン

絶対に美味しいやつーーーーーーーーー(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)!!!

ここで、

 

杉田サン

私、正しいピッツァの食べ方知ってますよ!!

と、鼻を膨らませて自慢してきた杉田サン。お手並み拝見。

 

杉田サン

こうやってー、、、

終わってみると、どうってことない(笑)。先端からクルクル巻く、という割と想像のつく食べ方でした(笑)。

と言いながらも、マウラもクルクル法を実践。

 

マウラ

いっただきまーす!!!!!!

ガブっ!!

 

マウラ

うっまーーーーーーーーー(*≧∀≦*)!!!!!!それぞれのチーズの味を感じるのに全然ケンカしてない!!!これは『チーズのミックスジュース』やー!!(←食べ物を飲み物で例える、一番やってはいけないやつ。)

杉田サン

石窯で焼かれたピッツァってほんと美味しいですよねーーーーーーーーーーーー(*≧∀≦*)!!!

デザートのティラミスもいただくことに。

 

マウラ

ホワッホワーーーーーーーーーー(*≧∀≦*)!!!酸味も強すぎなくてマウラの好きなやーーーつーーーー(*≧∀≦*)!!!

手作りの温かな内装、手作りの石窯で激しく温かく燃える炎、そして5種のチーズのピッツァと優しい味わいのティラミス。幸せしか感じられない時間です。

お互いのやりたい事を尊重し合う、理想的なご夫婦の形。

ここで、奥様もいらっしゃったのでお話を伺うことに。

 

マウラ

なぜ「ピザ屋」さんを始めようと思ったんですか?

伊藤さん

旅行でナポリに行った時に食べたピッツァの美味しさに衝撃を受けまして自分で作ってみたくなったんです。最初は電気釜で作ってみたんですけど、全然その味が出せなくて「これは石窯だな」と今度は窯の方に興味が湧きました。

マウラ

で、石窯をDIYしちゃったんですか?

伊藤さん

はい。最初は趣味で作った石窯を軽トラに乗せて知り合いに頼まれて出張でピッツァを作りに行ったんですけど、それが割と評判がよくて、これは仕事になるな、と思いました。

マウラ

で、今度はお店を構えようと?

伊藤さん

いえ。最初はキッチンカーを作ってイベント出店していました。行楽シーズンは今でもキッチンカーでのイベント出店を大事にしています。

紀子さん

いろんな土地に出向いて行きたいですし、ピザ屋さんの無い土地だと本当に喜ばれるんです。

マウラ

ピザ屋さんがない土地もあるんですね!!!十勝にはピザ屋さんが多いのでピザの無い生活なんて想像つかない!!

杉田サン

私、新潟出身ですけどそういえばピザを食べることってあまりなかったですね。

ピッツァが割と日常のすぐそこにあるマウラにとって、ちょっとだけカルチャーショックでした。

 

マウラ

それでなんでまた、キッチンカーだけにとどまらず、お店を構えようと思ったんですか?

伊藤さん

実はお店を構えようと思ったのではなく、その頃「小屋を作りたい」という思いがありまして、でも小屋を作るだけならお金がかかるだけで何も生まない、じゃあお店を作ろう、と思った次第です。

マウラ

(笑)作りたかったものを作っていったら石窯ピッツァを売るキッチンカーとお店ができていた、と(笑)?

伊藤さん

そんな感じです(笑)

マウラ

奥様はだんなさまの「作りたいから作っちゃう」ことに反対はなかったんですか?

紀子さん

もちろん意味の無いことだと困りますが、やりたいことをやればいいと思いますし、私も楽しいです。

紀子さんは可愛い七宝焼きの作家さんでもあり、実は杉田さんがとあるお店でファンになったものが紀子さんの作品だった、ということが判明しました。

ご夫婦お互いに好きなことを尊重し、協力し合う。なんという理想的な生活。

マウラも七宝焼きは大好きなので今度ワークショップをしてもらう約束も強引に取り付けました。

簡単な構造の古い車が好き。

さて、伊藤さんにも車のお話を伺います。

 

マウラ

伊藤さん。車についてのエピソードって何かありますか?

伊藤さん

古い車が好きなんです。構造が簡単で壊れても直しやすい。本当はダメなんでしょうけど、調子が悪いと自分で直そうと試みたり(笑)。結局は車屋さんに持って行って「自分でやる前に持ってきて」と怒られたりするんですけど、そういう経験がキッチンカーを作る時に役立ちました。でも古さゆえ、乗船するフェリーが目の前に見えてるところで壊れて止まったこともありました。「乗船してしまえばどうにかなる」と思って、車を押してなんとかフェリーに乗った、なんてこともあります(笑)

物腰柔らかな雰囲気の伊藤さんですが、やる事なす事、そして経験のほとんどがファンキーです。 

キッチンカーと常設店舗の二刀流は誰もが幸せになるシステムでした。

↓石窯ピッツア屋さんにとって大事な商売道具、薪の前で変なポーズをとる杉田サン。(バチ当たるよ笑)

春夏のシーズンはキッチンカーでの出店が多かった「飛行船」さん。

十勝以外の人たちにも美味しいピッツァをお届けできるキッチンカーと、地元民に温かさをもたらしてくれる常設店舗の二刀流はご夫婦のやりたい事を叶える事、そしてたくさんの人を幸せにするベストなシステムなんだと感じました。

いよいよ本格的な寒い季節到来。アッツアツの石窯ピッツァと石窯の炎で癒されてください。

冬は期間限定の「牡蠣ピザ」が登場しますので、お早めにどうぞ!!

 


PIZZERIA飛行船
住所 080-0014 北海道帯広市 西4条南19丁目7-1


営業時間 11:30〜15:00(L.O.14:30)前日までのご予約で夜も対応可
定休日 原則月曜休みですが、イベント出店時にはお休みの場合もございます。フェイスブックかインスタグラムでご確認ください。
TEL 050-5849-3014
フェイスブックページ PIZZERA 飛行船


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