こんにちは! DO-Life特派員マウラです。本日は美しい「かな文字」が学べるということで池田町まで行ってきました!!
まずは基本の楷書と行書から。
せっかくなので着物着用。
得意の「形から入る」ってやつです。
TPOに合わせたファッションと言って!!
教室は『きまぐれごはん屋いろはとね』さんの中にあり、ここのオーナーが習字の先生。
「日本習字高宝支部」、、、、だそうです。
↓こちらが習字の先生兼カフェオーナーの田中さん。
伺う前に先生から「お好きな短歌を『かな文字』で書くので、書きたい短歌を教えてください」と言われていました。
短歌をかな文字で書く。なんて大人っぽくて高尚な学び!!!
考えてみると生まれて初めて「短歌」というものに向き合ったかもしれません。数千、数十万、数百万あるであろう短歌の中からマウラに選ばれた運命の短歌がこちら。
【何ごとも夢のごとくに過ぎにけり万燈の上の桃色の月】
字ヅラが綺麗なこちらの短歌を選んでみました。北原白秋さんの歌らしいです。正直名前くらいしか存じ上げておりません(笑)。意味もおそらく皆様が想像する程度にしかわかっていませんが、数多ある歌の中でどうしてもこれだけが心に残りました。
ちなみに画像は先生の書。まるで北原白秋さんが書いたかのよう(←もちろん北原白秋さんの文字もみたことはありません笑)。
このうねうねな続き文字が「かな文字」。平安の頃に形作られ芸術とも呼べる洗練された美しさです。
いきなり「かな文字」は無理ですので、まずは皆さんにやってもらっているご自分の名前の練習からしていただきます!!
と出てきたのがこちら。
ご祝儀袋に書くようにご自分の名前を書いていただきます。
用意してくださった練習用の半紙と和柄の可愛い筆ペン。
で、マウラが書いたのがこちら。
ドヘタか!!!
先生も
ご祝儀袋にはもうちょっと丁寧に書くでしょー(笑)
という始末。
いやいや!!これ割と本気で書いてるっ!!!!
先生のお手本がこちら。
右のが楷書で左のが行書。一見違いがわかりにくいですが平たくいうと、字を崩さないで一角一角整然と組み立てるのが楷書。いわゆる習字の時間とかで習うやつです。一方行書は書きやすさ(速さ)と美しさを兼ね備えた文字。省略したり続けて書かれたりするのが特徴で楷書より柔らかい印象ですね。
基本中の基本である楷書の書き方で一角一角教えてもらうと、、、
↑右側のくらいまで上達しました!!!
とめ、はね、はらい、を意識して一角ずつ書くとすぐに綺麗な文字が書けるようになるんです。
いざ楷書の本番!!!!ということで20分かけて書いたのがこちら↓
本番に弱い〜(泣)。。。
一抹の不安を残しながら本題の「短歌をかな文字で書く」に突入です!!
短歌をかな文字で書く。
と忘れないうちに車について田中さんにももれなく聞かせていただきます。
車は何に乗られていますか?
スズキのハスラーに乗っています。
なぜハスラーを選ばれたんですか?
正直車なんて動けばなんでもいいと思っていたんですけど、ハスラーが出てきた時にアウトドア向けの中で一番可愛くてこの車が欲しいと思ってしまいました。オレンジが好きなのでオレンジのボディのに乗ってます。
さてさて。自分の名前4文字を書くにも20分かかったわけです。短歌を書ききるのに何十時間も費やすことは明白。ということで先生から提案。
この短歌の中で好きな文字をかな文字で書きましょう!!どれにします?
言わずもがな「桃色の月」!!!
めちゃめちゃ短くなった(笑)!!!
先生が一文字ずつ、、、というか一角ずつ教えてくださって、
いざ!!!
↓マウラ百本ノックの軌跡。
小学校のころの習字の時間は大嫌いだったのになんだか楽しい!!美しい文字ってデザインと一緒なんだ。
清書したものがこちら。額に入るとそれっぽい!!!
墨画っぽくしましょう。
という先生の提案でピンク色の月も描いてみました。
字を書くのが苦手で今まで避けてきた書の世界。
コツや筆つかいの理屈がわかってくるとそれなりに書けることが判明。そして、一文字一文字集中して丁寧に書いているとこの世界に集中してスッキリします。次の日はなぜか腕が筋肉痛に(笑)。
皆様も大人の嗜みとして美文字を目指してみませんか?おうちでも省スペースでできるのでおすすめです。
日本習字高宝支部(きまぐれごはん屋いろはとね内)
営業時間 15:00~20:00(最終入室19:30)
定休日 土、日、月曜日
TEL・FAX 015-572-5182
住所 北海道中川郡池田町字西2条3丁目8