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【釧路の冬ドライブコース①】釧路市地域おこし協力隊のオススメはこれ!

2022.2.11

皆さんこんにちは!
釧路市地域おこし協力隊の﨑です。

 

協力隊に着任して初めての冬を迎えました。大阪育ちの私にとって冬の北海道は全くの別世界。経験したことのない事にたくさん出会います。

例えば、クルマが凍ること!
初めてクルマが凍っているのを見た時は驚きを隠せませんでした。

ただ、この信じられない冬の寒さは、時に絶景を作り出してくれるわけでもあります。
湖の全面結氷、早朝の霧氷世界、アイスバブルやフロストフラワーなど、この寒さだからこそ楽しめるものや場所がたくさんあります。

そこで今回は『﨑一馬の道楽ばなし』第二話として、阿寒町、阿寒湖温泉、音別町で活動する地域おこし協力隊のそれぞれ方々に「我が地域でぜひ訪れてほしい冬のドライブスポット」をピックアップしてもらい、2回に分けてご紹介します。

この厳しい冬だからこそ行ってほしい、見てほしい釧路のドライブスポットを紹介します!

そもそも協力隊って?

本題に入る前に、ちょこっとだけ地域おこし協力隊のお話だけさせてください!

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
任期は1年以上、最大3年間と定められています。現在では約5500名の隊員が全国で活動しています。

活動内容は、募集する自治体ごとによって様々。
「土地も全て与えるので特産メロンで新規就農して、商品開発からPRまでやってください!」というように具体的に細かくミッションが定められている場合もあれば、「町の情報発信をやってほしい!方法は自由!」というように大きなテーマだけ与えられて手段は自由というような場合もあります。

私たち釧路市地域おこし協力隊の場合、全員で現在は6名いますが活動拠点や内容はバラバラです。
それぞれの地域で、それぞれのミッションの達成に向けて活動をしています。

はじめまして。阿寒町地域おこし協力隊と釧路市農村地域人材育成推進員です!

さてここからは本題の「冬のドライブスポット紹介」に入っていきましょう!

「阿寒町」「阿寒湖温泉」「音別町」の3地区に分け、それぞれの地域で活動している協力隊にオススメドライブスポットについてインタビューを実施!イチオシポイントやエピソードなどを深堀りしていきます!

それではまず「阿寒町」のお二人から!

阿寒町のオススメ冬のドライブスポットを紹介していただくのは、阿寒町地域おこし協力隊の佐々木優衣さんと、釧路市地域おこし協力隊農村地域人材育成推進員の小川周次さんです!

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インタビューよろしくお願いします!

佐々木・小川 よろしくお願いします!

 

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さっそくですが、まずは佐々木さん自己紹介をお願いします!

佐々木 はい!佐々木優衣と申します! 釧路市出身、年齢は24歳です。大学卒業まで釧路で過ごし、就職を機に小樽に引っ越しました。小樽ではお菓子の販売員として約2年間勤め退職。2020年6月より「釧路市阿寒町地域おこし協力隊」に着任して今に至ります。

 

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ということはUターンなのですね!元々地元に帰りたい!という想いはあったのですか?

佐々木 そうですね。生まれ育った道東に「いつか戻って釧路をもっと元気にする活動をしたい!」という想いはありました。そう感じていたタイミングで、釧路市の阿寒町で地域おこし協力隊を募集するというお話を聞いて、Uターンを決意しました。

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阿寒町での暮らしはどうですか?

佐々木 阿寒町は実家のある市街地から少し離れているので、住む前までは正直どんなマチか知りませんでした。実際に住んでみてマチに住む温かい人たちや大自然に魅了され、
今となっては「ここでずっと暮らしたい!」と強く感じるようになりました。

 

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ずっと暮らしたいと思えるのはとてもいいですね! では、協力隊の活動について教えてください!

佐々木 阿寒町では人口減少や空き家の増加が特に大きな課題です。その課題解決に向け、まずは交流・関係人口を増やす取組みとしてマチの魅力発掘をしながら、SNSでの情報発信をメインに活動しています。
今後は発信だけでなくもっともっとマチの人と深く繋がり、「みんなでマチを盛り上げる」ような仕掛けを作っていきたいと考えています。

 

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情報発信をメインとする活動なのですね。ありがとうございます!
では続いて、小川さん自己紹介をお願いします!

小川 釧路市地域おこし協力隊農村地域人材育成推進員の小川周次と申します!
阿寒町生まれで、年齢は38歳です。高校卒業まで阿寒町で暮らしていて、音楽関係の専門学校へ進学し札幌に移住しました。その後、専門学生時代に組んだバンドで本格的に音楽活動を始めて、メジャーデビューまで果たしました。笑

 

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ええ!メジャーデビュー!?

小川 そう笑 Summer Sonicという関西で最も大きいフェスにも出たこともあります。笑 でも、途中で脱退したんですよ。いわゆる「方向性の違い」ってやつですね。笑 それが26歳くらいだったかな。その後はまた違うバンドに所属したりして30歳まで音楽活動で暮らしていました。
その後は、協力隊になる前まで札幌で会社員として勤めていました。

 

 

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そうだったのですね…!そこからどうして協力隊に?

小川 自分が結婚したり、また身内に不幸もあったりとで阿寒に帰ってくることがここ3年ほど多かったんです。で、帰ってくる度に徐々に「阿寒っていいな」という想いが強くなってきて、「タイミングがあればいつか阿寒に戻って暮らしたい」と思っていたところに地域おこし協力隊の話が出てきて「これだ!」と思って応募しました。

 

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なるほど!そういう経緯があったんですね。では、小川さんの活動について聞かせてください!

小川 私は「釧路市農村地域推進コーディネーター」として2020年9月に着任しました。ミッションは「農業の担い手不足解消のための情報発信」になります。
まずは私自身が農業と無縁だったので、まずは農業に関係するイベントに参加したり、農家さんへ行って農業体験をする等をして自分が釧路の農業について知ることから始めました。そして釧路の農業を少しでも知ってもらおうとイベントや農業体験の内容等をSNSで発信しています。

 

阿寒町のオススメドライブスポットは?

 

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ありがとうございます!皆さんそれぞれの経緯があってもっと深堀っていきたくなってしまいますね。では、本題の「冬のオススメドライブスポット」を教えてください!

佐々木 私のおすすめは「阿寒国際ツルセンター(グルス)」です!

 

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めっちゃいい!わかる!

佐々木 冬の期間中は毎朝給餌も行われていて、100羽近いタンチョウがツルセンターにやってくるんです。その光景が本当に見事でオススメです!

 

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この前行ってきたんですけどどんでもない数でしたね。こんなにタンチョウっていたの!?っていうくらい。

佐々木 阿寒町はかつて絶滅したと思われていたタンチョウ保護に古くから携わってきたという歴史があります。
阿寒国際ツルセンター「グルス」は設立以来、タンチョウの生態や行動などの研究を発信したり、それを保護に役立てている国内唯一の「タンチョウのための施設」です。
タンチョウの生態についての展示や資料、映像コーナーはもちろん、貴重なタンチョウを間近で見ることができるため、今回選びました!

 

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雪とタンチョウって本当に似合いますよね。確かにこの景色はぜひ見てほしい! では、小川さんのオススメスポットを教えてください!

小川 僕は「山花温泉リフレ」がオススメです!

 

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温泉!最高だ!

小川 そうなんですよ!もちろんお湯も最高なんですけど、冬のイチオシはやっぱり「サウナ」と「露天風呂」ですね。

 

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うわー、もう想像しただけで最高じゃないですか!

小川 サウナで体をアツアツにして、水風呂で一気に冷やす。そしてそのまま露天風呂に行って−10℃の外気浴!最高でしょ?笑

 

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温度差がすごい笑 サウナが90℃だとしたら100℃の温度差を楽しめる訳ですね。

小川 阿寒湖でのアクティビティや阿寒ロイヤルバレイでスキーやスノーボードを楽しんだ後に冷えた体を山花温泉リフレで温めてから帰るというコースがオススメですね。
僕もよく仕事の帰りや休日に入りに行っています。レストランもあるのでとても便利です!

 

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入りに行きたくなってきた…!お二人ともありがとうございました!!

佐々木・小川 ありがとうございましたー!

 

いかがだったでしょうか。冬は寒くてあったか〜い家に閉じこもりがちですが、冬だからこそ楽しめることもいっぱいあるんですよ!
次回は「阿寒湖温泉」「音別町」のドライブスポットをご紹介します!


《オススメスポットの詳細はこちら》

阿寒国際ツルセンターグルス
https://aiccgrus.wixsite.com/aiccgrus

 

山花温泉リフレ
https://www.refre-yamahana.jp

 

 

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