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人口6,500人の広尾町がアツい!!面白い!!ピロロツーリズム推進協議会

2020.12.2

こんにちは。DO-Life特派員マウラです。「リモート」取材2回目です!!自分がリラックスできる場所からの取材って結構楽しいと気づきました。

 

マウラ

広尾町の様々な職業の人たちが地元を盛り上げるために作ったチーム『ピロロツーリズム推進協議会』。この方たちが開催するローカルイベントがジワる面白さなので、お話を聞ききしたいと思います。

漁船クルーズ、音の無いだけの世界、浜のお母さんの料理教室。ローカルにしか作れない特別な体験。

 

マウラ

こんにちは〜。

全員:こんにちは〜!!!

今回ご対応いただくのは。。。

↓『ピロロツーリズム推進協議会』会長のあきちゃん。

あきちゃんには以前「牧場の中にあるカフェ@菊地ファームカフェ」の取材でお世話になりました。プライベートでも友人です。

そして、2020年10月に協議会の研修生となったばかりの濱谷さん↓爽やかですねえ。

 

マウラ

あきちゃん。まずは『ピロロツーリズム推進協議会』について、どんな団体なのか簡単に教えてください。

あきちゃん

北海道広尾町の魅力を多くの人に届けたい という想いから2019年の4月に設立しました。広尾町の有志が集まり、広尾町の魅力をよりアピールする為に、とにかく無邪気にワクワクすることをやっていこう!と日々楽しみながら活動をしています。

マウラ

会員制とのことですが、会員にはどんな職業の人たちがいるんですか?

あきちゃん

酪農家さんや漁師さん、燃料屋さん、木工作家さんなど様々です。民間だけじゃなくて役場とか漁協も協力関係にあります。

マウラ

濱谷さんは広尾町に来たばかりですが、それまでは何をされていたんですか?

濱谷さん

埼玉の大学に通っていました。今年4月に地元札幌でオンラインで卒業しました。友達が広尾町に住んでいて前から「ピロロ」のことは知っていました。「バイトするくらいならピロロツーリズムの研修生になれば?」と友達に誘われたのでやってみようと思いました。
大学では旅行サークルで副会長をしていたので、観光業とかには興味があったんです。

マウラ

研修生になってからどんな仕事をしてるんですか?

濱谷さん

主にフェイスブックページでの発信をしています。広尾町のいろんなところを見て、自分の言葉でお伝えするように意識しています。

マウラ

最近随分マメに更新されると思ったらそういうことだったのか(´-`).。oO

地元民じゃないからこそ見えてくる広尾町の魅力が伝わる濱谷さんの投稿が見られるフェイスブックページはこちら

 

マウラ

あきちゃん。今までピロロツーリズムでどんなことをしてきたのか詳しく教えてください。

あきちゃん

単発イベントがメインなんですけど、去年のクリスマスには札幌からシェフを呼んで、広尾町の食材ざんまいのパーティーをしました。

 

あきちゃん

広尾町のブランド鮭である広輝や昆布、ししゃも、砂エビを使った創作料理や

 

あきちゃん

鈴木牧場さんが生産されているグラスフェッドビーフ、、、

あきちゃん

さんたマルシェの岡田さんが作られたかぼちゃとジャガイモ、ゼンキュウファームさんのチーズ、当カフェのアイスなども美味しく調理していただいて。シェフにも「広尾町の食材がこんなにおいしいとは思わなかった。とても可能性がある!」と言っていただけました。パーティー参加者の多くが生産者なので自分たちの自信にもつながりましたね。

あきちゃん

他には漁船を使ったクルージングも開催しました。

こちらのクルージングはマウラも体験させていただきました。豪華客船ではなく漁船と言うところがレアすぎてジワります。

また、航路は漁をするルートだったり、漁船の猛々しい音など、広尾町の人たちの営みを感じることができる特別なクルージングでした。

船上でいただいた温かい海藻のお味噌汁はとってもシンプルなのだけど、今でも思い出せるほど美味しかった。

 

あきちゃん

他にも当牧場の敷地内では音のない世界を楽しむ「無音」というイベントを、流星群のタイミングに合わせて開催しています。

↑ただただ音の無いだけの空間で思い思いにその時間を堪能する参加者。

 

あきちゃん

音が無い、と言う当たり前に思えて実は当たり前ではない環境と、綺麗な星空のセットは何よりスタッフが楽しみにしているイベントでもあります。12月はふたご座流星群と無音のコラボです。

↓去年夏の「無音」では一角にパーティースペースを設えて持ち寄りBBQや星空シアターも楽しみました。

 

あきちゃん

あとは、ししゃも漁の際に一緒に網に掛かる氷下魚やキュウリウオなどのいわゆる“ざっぱ” と言われている魚で浜料理を作る「浜のお母ちゃんとつくる!十勝の海のひみつグルメ」なんかも好評でしたよ。

十勝と言うエリアは割と内陸っぽくてどうしても「大地」や「畑」が多いのですが、広尾町は数少ない海に面した地域。こう言うイベントって十勝民にとってもかなり貴重と言えます。

 

あきちゃん

他にも、「絶景の反対、日常」をみんなで撮影して写真集を作る試み「IEKKEZイエッケズ(←ZEKKEIの反対)」や牧場でのピクニックなんかも開催しましたよ!!

マウラ

人口6,500人の広尾町でそんなにたくさんのイベントを開催するなんて!!すごいパワー!!

今後、新しくやりたいことや企画してることってありますか?

あきちゃん

広尾に来て頂いた方に渡す 私達が思う広尾のオススメの場所が載ったマップを作りたいです!!

マウラ

濱谷さんは2021年3月までの任期、と言うことですがそれまでに何かしたいことってありますか?

濱谷さん

広尾町に来て20代の人たちに会わないんです笑。なので、20代が集まることをやりたいです。

マウラ

20代と会わない!!帯広市にいるとそんな事想像もしなかった!!でも、ローカルの20代の集まり。なんかいいですね。ぜひ実現させてください。

ところで濱谷さん。こちらに来て車とかどうしてるんですか?

濱谷さん

推進協議会でプリウスのレンタカーを用意してくれました。立派な車を用意していただきありがたいです。大学生のころは無料で譲り受けたワゴンRに乗っていました。

あきちゃん

ちなみに私はダイハツのタントに乗っています!!大開口の仕切りの無い乗り口が、大きな荷物を載せる際に本当に便利です。

地元のお仕事や暮らしの中、つまり「今あるもの」で作られるイベントの数々。地道ではあるけど、まず自分たちがその魅力に気づき体験、発信し続けることが、他の地域の人たちが小さな町へ足を運ぶ「理由作り」になるのだろうなと確信しました。

これからもブレることなく、田舎ならではの取り組みを楽しみながら作り上げて、全国ローカルのモデルケースになったら素敵ですね。

 

マウラ

イベントは数ヶ月に一度のペースで開催されていますので、ぜひフェイスブックページをフォローしてください!!


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